井上靖「千利休の遺したもの」を聴いた。
気力充実の素晴らしい名講演だった。これまで聴いた講演の中でベストに近い。
話の内容から察するに「本覚坊遺文」完成を間近に行われたようだ。改めて「本覚坊遺文」を読んでみよう。長い年月をかけての大作の完成を直前にした高揚感が感じられる。これはお勧め。

利休の遺したもの

利休の遺したもの

  • 作者: 井上靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本

本覚坊遺文

本覚坊遺文

  • 作者: 井上靖
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1984/11
  • メディア: 文庫
投稿者: My Life Between... 投稿日時: 2007年7月18日(水) 22:00