梅田行き最終列車に乗り込む前に「家の母からと手渡された"いかなご"の釘煮」美味しい ソバメシ があるからと長田まで案内されその後、旨いものが沢山ある居酒屋へいった帰り明石では醤油炊く香りが近隣から立ち昇り始めると春の刻という事らしい
酔客ばかりのゴトゴト最終、皆あらぬ方向をみて眠ってる少しあいた車窓から夜の街の気配酔いの空きっ腹にタッパーを開ると甘辛い匂い 口に含むと生姜の香が鼻に抜けるもらった時はこんな所でなんで釘煮?と思ったけど 脳裏に残る春の味 タップリ生姜
"いかなご" でなく "きびなご" が入ったので釘煮にしてみる
砂糖多めに、煮立たせた汁にきびなごを少しずつ、一気に強火で 触らない このへんがWEBで目に付くコツ、煮汁はタレ床に砂糖を加えてそのまま使ってみた最終段階は味醂を加えながら付きっきり 少ない煮汁をまんべんなく絡ませていくとテカテカした照りが出てくる
出来上がってからご飯を炊くとっいうのも釘煮の美味しさは本領は冷めてからご飯があったら熱々のできたて釘煮を食べてしまうだろうから敢えての時間差調理 冷めた釘煮に熱ッ熱ッご飯
あの時、いかなごを持たせてくれた人にお礼はまだ きびなごのちょっとした苦味は 春の刻
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