現在血糖値を下げるために、食事制限を敢行中である。ことの発端は2月に病院に行ったことである。風邪がなかなか治らないので病院に行って薬をもらうことににした。その時体重と血圧を計る。すると血圧が高い。「一応血液検査を受けてください」と言われて、その通りしたら血糖値が高かったのだ。するとすぐさま、「糖尿病講習と目の検査を受けてくれ」と言われる。糖尿病になれば目に異常が出て来るらしいが、検査の結果目には何の問題もなかった。講習は主にDiet、食事に関するもの。実は最初に病院で計ったときに、血糖値が280mg/dlもあった。血糖値は食事をすれば増えて、時間が経つと減って来るのだが、起床後朝食を食べる前なら126、食事から2時間たったところで200を越えた場合は糖尿病と認定されてしまうのだそうだ。血糖値を改善するには食事療法と運動がよい。血糖値を上げる最大の要因は炭水化物(Carbohydrade)であり、これを減らすのが効果的である。で、具体的には各食事でのCarbohydradeの摂取量について、以下のような数値が目標として設定される。

  • 朝食 30g(2ユニット)
  • 間食  0−30g(0〜2ユニット)
  • 昼食 45g (3ユニット)
  • 間食 30g (2ユニット)
  • 夕食 45g (3ユニット)
  • 間食 30g (2ユニット)

ユニットというのは、炭水化物15gについて1ユニットとする。食事をする場合に、ご飯で2ユニット+おかずで1ユニット食べれば合計3ユニットとなって昼食の分に相当する。問題は食材ごとに1ユニットがどれくらいかというもの。炭水化物と言えばデンプン。米の場合、茶碗1杯は3ユニットに相当する。つまり、まともにやろうとしたら、昼食も夕食もご飯一杯で終わり。パンは1枚で1ユニット。といっても日本の直パンよりもかなり小さい。果物はものによって違うが、だいたい1カップ(250ml)で1ユニットに相当する。バナナの場合は1本。乳製品はもだいたい1カップで1ユニット。野菜はほとんどのものは炭水化物は含まれない。また肉、魚の類いも炭水化物はゼロ。通常のダイエットでは肉は食べないようにするが、血糖値を下げるためには食べてもよい。ということで、1週間、何を食べたかを記録し、1日に4回血糖値を計るという宿題が出されたのであった。後半の実践編はまた次回。

投稿者: Silicon Valley ... 投稿日時: 2009年3月9日(月) 17:50