お友達から朝一番に入ってきたメールは中川財務相の記者会見での失態でした。Shoichi Nakagawaで検索すると、出るわ! 出るわ! タイムズでもワシントンポストでも話題に上がっていました。このローマでの記者会見、うつろな目つきとろれつの回らない中川財務相を相手に日本人記者の礼儀正しい、優しそうな声を聞きながら妙な事を思い出してしまいました。去年の12月運転中に聞いたNPRの「世界一閉鎖的なクラブ」という話。それが日本の「記者クラブ」というものらしいのです。記者クラブは日本の大手新聞の記者だけがメンバーになれる世界一排他的な組織で、部外者は絶対に立ち入る事ができないそう。偶にフリーランスの記者にも許可が出るときもあるけれど、面接があり決りを守るという条件付。「ジャーナリズム崩壊」という本を書いた上杉隆氏をインタビューしていました。彼によると記者クラブには鉄則があって(1)絶対に他社を出し抜いた記事を出してはいけない(2)記事は他社とも分かち合う(memo matching=メモ合わせ)(3)記者と担当の政治家の関係は封建領主に仕える藩士と同じ関係中でもびっくりしたのが(3)政治家担当の記者はレポーターというより後援者みたいな存在で、絶対に担当政治家の悪口は書かない。その代わりに他からは入らないニュースを早めに提供してもらえる。ライバルの政治家がダメージになるような動きを把握したら、即、自分担当の政治家に報告する。その関係は一生続くので担当政治家が出世すれば、記者も出世し、反対にスキャンダルで沈めば、その記者も共に沈む運命となる…そうなんですよ。記者の質問は前もって提出されており、その応答もタイプされて事前に配布されるので記者会見事態が形だけのものらしい。で、あのローマでも記者会見も多分記者クラブのメンバーであったのでしょう。だから、「中川財務相、今日はお体の具合が悪いのですか?」などという質問は打ち合わせがないのでありえないわけです。つい最近ラジオで聞いたばかりだったので、ろれつの回らない中川財務相の声よりも質問をしている記者達の声が気になってしまいました。退屈はばあさんの独り言、今日もご訪問有難うございました。 にほんブログ村 シニア日記ブログへニュース源はここ。ページの上に英語の放送が聞こえるようになっています。下には放送が文字になっていますので英語の勉強、ヒヤリングの練習にはお勧めです。

投稿者: カルフォルニアのばあさんブログ 投稿日時: 2009年2月16日(月) 14:44