今日はアメリカにとってとても歴史上に残る日だった。リアムをキンダーに送って行った後、急いで家に帰りオバマが大統領になる瞬間、そして彼のスピーチを見た。ワシントンDCには行けないけれど、歴史的瞬間をせめて中継で見たかった。オバマのスピーチ、アメリカ国民だけではなく世界にも語りかけたメッセージ。彼のビジョンがわかりやすく伝わった、すばらしいスピーチだった。(写真:リアムの描いたオバマ。青いネクタイをしているそうだ。)人、人、人で埋め尽くされたキャピタルの前。昨日、Martin Luther Kingの誕生日で祝日だった、彼が有名な "I Have a Dream"のスピーチを同じしたこの場所で、46年後に黒人大統領が生まれた。きっと天国で涙を流して、オバマと彼を祝いに来た200万人(!)の群集を見下ろしていたことだろう。ブッシュがヘリコプターに乗り込んで去っている場面で私が「バイバイ、Bush!」と言うと、コリンも手を振った。もう2度と見たくない顔。私たちの子供が大人になるころには、白人以外の大統領や女性の大統領なんて珍しくない時代になっていることを願う。ちなみに、リアムのキンダーでは各クラスのテレビでオバマの演説を見ていたらしい。リアムには今日のことはずっと覚えていて欲しい。
さて、昨日は我が家で「Bush最後の日を祝う」パーティーを行った。民主党派の3家族を招いて、ランチとゲームを楽しんだ。盛り上がったゲームは「Pin the Tail on the Bush」。これ、本当は「Pin the Tail on the Donkey」なのだが、ドンキーの顔をブッシュの顔にした(ショーンのアイデア!)。目隠しをして、尻尾のスティッカーをドンキーにつけるというゲーム。ブッシュの顔の上にしっぽを張っちゃう人もいて、笑いっぱなしだった。昨夜のニュースでは、サンフランシスコの公園「Throw a Shoe at Bush」というBushの顔に靴を投げるコンテストもあったようで、そのゲームもすればよかった、とちょっと後悔。
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