今日、夕方からの、日本人ばかりの、とある集まりでちょっと思ったこと。ベイエリアで私がお目にかかる親御さん(統計的に主に父親)の多くが、自分の子どものことを語るときのスタンスは、何となく2種類に分かれるみたいだなあと。ひとつはウチの子はここがだめで・・・みたいな感じ。傍から見ればあなたいったい何が不満なの?といいたくなるような優秀なご子息(たとえばトップクラスのカリフォルニア大学から4年間の授業料免除プラス生活費プラスお小遣いたっぷりという信じられない奨学金をオファーされてしまうような)なのにも関わらず、いやあいつはこういうところがなっとらん、たたきなおす必要がある、許せん。みたいな。もう一方は、うちの子がかわいくてしょうがないんですよ、みたいなタイプ。後者は特に父から見た娘の場合がほとんどだと思うけど。どちらも何というかかなり両極端にあって、ニュートラルな言いかたをする人は少ないような。ニュートラルというのは、たとえばうちの子はまあ当たり障りなくやってるようですとか、何してるんだかわからないけど勝手にやらせてます、とか。まあそれじゃ話も盛り上がらないので、とりあえずウケ狙いも込めてどっちか極端に振ってみるというのもあるかも知れないし、あるいはそれよりもむしろ子どもに無関心ではいられない、ということなのかも知れないけど。でもある方が、子どもがいい歳(teenage)になったらもうあれこれかまうもんじゃないよとおっしゃっていて、まあそれもそうかなあと。子どもに限らず、若い人たちと接する時もある意味同様で、アルコールが入っていたりするときは特にね(^^;)。実は私、大学時代のある頃から、酔っ払うと説教するタイプだったのです(汗;)。あー思い出すだけで恥ずかしい。普段はかなり無口なくせに、飲みだすと本人も知らないうちに延々と説教する赤間先輩になって、後輩たちに語り始める。いますよね(いませんか?)、そういうの。サークル内で鬼仏表(一般には大学教官の授業の単位の取り易さを示すホトケ度を記載したリストですが、サークル内でも遊びで作っていた)にも、「酒」の項目に「説教」としっかり書かれてました。普通は「ザル」とか「寝る」とかいわゆるお酒に強いか弱いかの項目なのですが・・・「乱」とかいう人ももちろんいましたけどね。当然何を説教してたのかなんて自分では覚えてないわけですが、あーホントに今でも恥ずかしい。そういう自分の好ましくない振る舞いを少しは自覚するようになってから、できるだけしないように心がけてはいるのですが、問題は酔っ払うといつも本人が気がつかないうちに「変身」してしまうこと。仮面ライダーもウルトラマンのほとんども、変身するときは自分の意思で変身してましたが、たしか初期のウルトラマンエースは危機になると勝手に変身してしまったような。言い訳にも何もなりませんが、あえて例えてみればそんな感じ?いやいや・・・。世のおじさん(少なくとも私はおじさんなので)たちには、自分の子どもはもちろんのこと、その他の若者にも言いたい、伝えたいことがたくさんあるのですが、やっぱり伝え方というのはよく考えるべきですよね。なかなか成熟しない父(のひとり)よりすべての若者のみなさんへ
投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2009年1月8日(木) 01:48- 参照(236)
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