このエントリは、たかだか $200弱のガジェットでも、まず女房になんて言い訳したら買わせてもらえるだろうかと考えてしまう人にだけ読めるフォントで書いてあります。欲しいガジェットを本能の赴くままに買える人は、以下に書いてあることは読めませんのでご了承ください。さて、Chumbyを買うためにまずぼくが考えたのは、これを女房の誕生日プレゼントにすることだった。買おうと思った時は二月の終わりで、幸運にも彼女の誕生日は三月半ばだったので、買ってしまってから二週間ほど秘密にしておけばいいだけ。先日、カードの請求書を見て、「なんかサンディエゴで買った?」「あ、う、うん、まぁ、、、」という微妙なやり取りはあったが、なんとか誤摩化し通せた。つぎに、このプレゼントをもらって彼女が嬉しい理由を考えた。iPod と Flickr対応のデジタルフォトフレームというのはイケる。iPodをつないで彼女の好きなわけの分からない音楽を流しながら、子供たちの写真が流れっぱなしという、素晴らしいデジタルフォトフレームがキッチンにある生活。素晴らしい。そして、これだけでも十分だとは思ったのだけれど、最後にこの Chumby のウィジェットで "Happy Birthday" って表示したら、さらにいいんじゃまいか?と考えた。本当は、子供たちに誕生日おめでとうと歌わせて、それを再生するというのも考えたのだけれど、娘に見せたらすぐにバラされてしまうので、やめ。それに、ただ Happy Birthday って表示するだけなら 10秒で作れるし。かくして、ネットの設定とウィジェットの設定を密かに済ませた Chumby の電源を女房が繋ぎ、彼女が最初に見たのは「たんじょうび おめでとう!!」の表示だったわけだが、この作戦は大成功。さらに、iPod つないで子供たちの写真をスライドショーで表示して見せて、大喜び。一言のおとがめもなし。天才。
投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2008年3月14日(金) 18:22- 参照(260)
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