アメリカではキンダーガーデンは小学校に入る準備期間のようなもので、幼稚園(アメリカで言うプリスクール)と違い、キンダーからは義務教育となっている。通常5歳からキンダーに入るが、親の判断で一年遅らせることもできる。公立の小学校と同じ敷地にあり、リアムが9月から通うことになるキンダーは家から歩いて15分程の所にある。今日はキンダーの受付日だった。日本のように区や町から「あなたのお子さんは就学の年齢です」などというお知らせは送ってこない。親が学区域を調べ、自分の子供の行く学校に受付をしに行くのだ。ホームページに、受付の時に持参しなければいけない書類の一覧表が載っていたので、前もってショーンが用意をしてくれた。当日はその場で記入しなければいけないフォームもかなり多そうで、コリンを抱きながらの記入はかなり大変ということで、ショーンが職場の昼休み時間を使って行ってくれた。受付時間は9時から2時で、ショーンは1時過ぎに到着したらしい。ショーンの受付番号は83番だったそうで、定員は100人。登録をしても、9月までに引っ越したり、1年遅らせることにしたりする子供がいるので、受付をした学校にほぼ全員行かれるらしい。私たちが住む街には小学校が4つあるが、全体的にこの街の学校のレベルは良いらしい。「良い学校」」と言われるのは、学校のスコアが高いところ。これは、子供の標準テストのスコアで決まり、毎年公表される。教育熱心な親は、「良い学校」のある学区域にわざわざ引越し、親が熱心な学校ほど学校のスコアも高いそうだ。5年前にこの街に引っ越してきたとき、学校のスコアなど全然知らないで家を買ったのだが、幸い家から一番近いリアムの行く学校は評判の良い学校らしい。家からも公園の中を通っていけば徒歩でいける距離だし、2-3年生になったら近所の友達と一緒に自転車で行けるだろう。3歳の時、初めて私たちから離れて幼稚園に入ったときは私のほうが心配だったが、もうあれから早2年。いよいよキンダー、そして来年からは1年生。「そんなに早く大きくならなくていいよ」って言いたい私に反して、リアムはどんどん成長していっている。
投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2008年3月11日(火) 17:48- 参照(321)
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