昨日、所属しているコーストサイド・コミュニティ・オーケストラの演奏会が無事終了しました。大雨にも関わらず、結構な数のお客さんが集まってくれていました。感謝です。

アメリカのオーケストラはアマチュアかプロかを問わず、演奏会のシーズンがあるようです。演奏会シーズンは、冬から春にかけてで、夏はオフとなり練習もありません。今回、その夏のオフの間に、このオケを引っ張っている指揮者が倒れてしまいました。冬のシーズンがはじまった最初数回の練習には、彼は病を克服して参加してきましたが、10年は老けたかのような容姿で現れたときには言葉が出ませんでした。彼はもう70歳を超えていますが、前回の演奏会まではやや太り気味で、メタボの心配をした方が良いと思っていたのに、今度は痩せて指揮を振る腕は骨と皮だけみたいな状態に。

それでも、元気ならば心配はないかなと思っていたのですが、また再び彼は入院していまいました。紆余曲折の末、本番を振れないとの判断になり、代理指揮者のもとで練習を行い、昨日のコンサートは無事に終了しました。

時折、彼の見舞いに行った人からメール連絡があります。それを読む限りだと看護婦とケンカするほど元気だとか、病院で元気に過ごしている様子が綴られていました。だからひょっとしたら聴きにでも演奏会に現れるんじゃないかなと思っていたのですが、残念ながら現れませんでした。早く病気から回復してまた指揮できるようになることをお祈りしています。

続きを読む

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2008年2月2日(土) 19:16