サンフランシスコ動物園でのトラ襲撃事件を捜査していたサンフランシスコ市警は、当日トラが檻から逃げて3人を襲った件について、トラを意図的に檻から逃がすなどの犯罪を示す証拠は見つからない買ったとして、事件としての捜査を一時打ち切ることを発表した。ただし、今後あらたな証拠や証人が見つかった場合には捜査を再開するとして、捜査は完全にはクローズしいない。これは、完全に捜査終了とした場合捜査資料を公開しなければならないが、資料の公開が動物園と被害者の間での民事告訴に影響を与える可能性があるための対応とみられている。サンフランシスコ動物園は警察により事件性が否定されたことで、立場が悪くなったが事故当時、被害者グループが飲酒していたうえにマリワナの服用もあったことや、柵の中からも血痕が見つかったこと、檻の中に投げ込まれたと思われる異物が見つかっていることなどを上げ、今後も被害者グループに過失があったことを民事で追及してゆく構え。
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