トラ脱走事件のあったサンフランシスコ動物園に先週の土曜日から米国動物・水族館協会の安全検査チームが入り、トラの檻の安全検査を行っている。検査は月曜まで続くが結果はすぐには公表されない。サンフランシスコ動物園では事故のあった翌日からトラとライオンの展示を閉鎖し、屋内の檻から外には出さず展示エリアの改修工事の準備を進めており、2月の頭には工事を終えて展示を再開する予定としている。問題のあったトラの展示エリアの塀の高さについては、現在の最も低い地点を7フィート高くして、19フィートの高さにしたうえで、最上部に高電圧を流すことにより事故の再発を防ぐ予定。動物園協会の安全基準ではトラの塀は16.4フィート以上とされている。
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