サンノゼ市のチャックリード市長は、市内の大型スーパーなどでプラスティック(ビニール)製のレジ袋の使用を禁止する条例を提案した。条例は来月の市議会にかけられる予定。プラスティックバッグの禁止は昨年サンフランシスコが全米で初めて導入し、続いてオークランドでも条例が制定されたが、オークランドでは反対派が市が十分な環境へのインパクトを調査を行っていないとして訴えを起こしたため、現在は保留となっている。サンノゼ市の条例についても、カリフォルニアのグロッサリーストア協会は、スーパー側に規制するよりも利用者の教育とリサイクルの推進が必要と反対の構えだ。プラスティックバッグは自然に分解しないために環境を壊すとされているが、ペーパーバッグはプラスティックに比べ製造時に70%多い空気汚染をし、50倍以上の水が消費され、リサイクルに91%多いエネルギーを必要とする。また、森林伐採にもつながるので、一概にプラスティックが悪く紙袋がよいとは言い切れない。
投稿者: シリコンバレー地方版 投稿日時: 2008年1月17日(木) 09:13- 参照(247)
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