SF動物園でトラに襲われた兄弟がカリスマ弁護士を雇い、動物園側の安全管理と事故直後の対応に問題があったと指摘したことに対して、SF動物園はトラが逃げ出したのは、少年たちがからかったせいではないかとの見方を改めて示した。動物園側によれば、園のスタッフが少年たちの車から空のウォッカのボトルを見つけたことなども発表した。また、捜査中のため詳しい内容は語れないとしながらも、少年たちを救出するために園のスタッフがヒロイックな行動をしたとして、ゲラゴス弁護士の発表と対立する形となった。
今回の件は、相手側がサンフランシスコ市と動物園であるだけに、法廷に行く前に示談で和解する可能性が高いと見られているが、少年たちがトラの脱走の原因になんらかの関わりを持ったのかどうかは和解の条件を大きく左右することになりそうだ。

投稿者: シリコンバレー地方版 投稿日時: 2008年1月3日(木) 09:00