タンクローリー炎上でオークランドの高速道路がごっそり焼け落ちてしまったのは4月29日のこと。それから1ヶ月もたたずに再建・再オープン。ホンマか。元はといえば、2連のタンクローリーがコーナーを曲りきれず壁に激突、爆発、70メートルを越す炎を吹き上げ、鉄骨が溶けてしまい、50メートル以上にわたって高架が崩れ落ちた。(タンクローリーが跡形もなく燃えてしまったため、一時「自転車を使った自爆テロ」という噂まで流れたが、単なる運転ミスの模様。)YouTubeにも映像が沢山あがってます。この事故で1人も死ななかったというのも驚き。週末の朝の3時とはいえ、東京で言えば、首都高が複数交わるランプが落ちた、みたいな事故。トラックの運転手はやけどを負いながらも歩いて近くのガソリンスタンドまで行き、たまたまそこにいたタクシーに乗って病院にいったそうである。さて、で、再建工事なのであるが、工事会社は86万2千ドル(約1億円)という小額で受注。カリフォルニア版道路公団みたいな高速道路運営側の試算費用が520万ドルだったので、その6分の1以下。

投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2007年5月24日(木) 22:25