先日、四年ぶりにあった田舎の親友が、部屋を掃除していたら古い写真を見つけたと言って、数枚をぼくにくれた。どれも若かりし頃の写真で、懐かしいやら恥ずかしいやら、見ていて苦笑を禁じ得ないものばかりなのだけれど、そのうちの一枚はとくにおかしくて笑いをこらえることができないものだった。なんでそんな写真があるのか分からないし、どういう経緯で撮られた物なのかも、さっぱり分からない。コンパクトデジカメを持ち歩くのが当たり前の今とは違い、本当にどうでもいい写真を気軽に撮ったりするというようなことをしていた時代でもなかった。しかし、そのどうでもいい写真には、紛れもなく二十年前のぼくの日常が写っていて、感動した。続き…

投稿者: ぼんやりと考えたこと 投稿日時: 2007年4月29日(日) 19:21