どうも。今日のサンフランシスコは素晴らしい気候です。いわゆる夏を感じる日です。年にそう何日もないので、今日はとっととやるべき事を切り上げて外に出ようかと思いつつあります。さて、M&Aはそのプロセスにおいてどんなに慎重にフィットを検討してデューディリジェンスを行ったとしても、買収後のインテグレーションが上手くいかなければ失敗に終わります。M&Aの多くが失敗するとはよく言われることですが、その大半は買収後の行いによるものなのです。この点に関してGigaOMの昨日の記事になかなか興味深いものがあったので、今日はそれに触れたいと思います。近頃、大手メディア企業等によるウェブ系ベンチャーの買収が多く見られますが、この記事によると、その「買収後」において、被買収のベンチャーを殆どそのままにしておく、更に言えば腫れ物に触るかのように扱うケースが増えているというのです。Big companies buy hot web startups for their audiences and their cool factor. Increasingly, along with the transaction is the up-and-down pinkie-swear promise to have little-to-know impact on the acquired company. No name change, no office location change, little-to-no leadership change.Acquirers, despite their enormous and asymmetrical audience, money, and power compared to their purchases, seem [...]

投稿者: tech venture bu... 投稿日時: 2007年6月13日(水) 16:45