World of Warcraftの大成功とSecond Lifeの話題性もあって、山のようにオンラインゲームが誕生している。子供向けのバーチャルワールド、Penguin ClubがDisneyに$700 millionで買収されたりもしてバブル感あり。来月にはVirtual Worlds ExpoがSan Joseで開かれるのだが、そこでいろいろアナウンスがあることとは思います。いろいろある中で、私が期待しているのがMultiverse。技術的な難易度が増し、数十億円規模の開発費がないと作れなくなってきている3Dオンラインゲームだが、そのプラットフォームを提供することで、容易にゲーム開発ができるようにする、というコンセプト。サーバ、クライアント共に無料。Netscapeの初期の社員が集まって作った会社で、8月頭にversion1.0がリリースされた。既に11,000の開発チームが世界から登録、8月時点で200のゲーム・ワールドが建設中、とのこと。Netscapeがインターネットに「ブラウザ」という共通クライアントを広めたことで、インターネットは一気に誰でもがアクセスできるものになったわけだが、Multiverseは、3Dゲームの世界に同じモデルを提供しようとしている。
投稿者: On Off and Beyond 投稿日時: 2007年9月11日(火) 19:02- 参照(337)
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