8月7日(金)から8月11日(火)まで、マウント・シャスタの山麓にあるLake Siskiyou Camp Resortにて4泊5日のキャンプに出かけてきました。

ぴろ子の新学期スタートが8月12日(水)だったので、コロナで夏休みに遠出できない子供達を連れてキャンプでも…と新学期開始直前までキャンプに行こう!と企画した旅行です(ちなみに、新学期スタートはその後8月17日に変更されました… 知っていれば週末外したのに)。当初は、今年の7月にキャンプに行ったCastle Crags State Parkを再度訪れる予定で、そこのキャンプサイトを予約していたのですが、コロナ陽性者数の増加に伴ってかCastle Crags State Parkはキャンプサイトをクローズするとの連絡があり、他にどこか空いているキャンプ場を探してLake Siskiyou Camp Resortを見つけた次第。

実は、ここのキャンプリゾートに行くのはこれが2度目。前回ははるか昔の12年前の2008年にシャスタ旅行に行った際にこの湖にのみ立ち寄っています(当時はキャンプはせずにカヤックを楽しんだのみ)。

ここはその名の通り、Lake Siskiyou(シスキューと読むらしい)湖畔にあるプライベート経営のキャンプ場でして、キャンプサイト数も多いマンモスキャンプ場です。レビューに目を通すと、パーティしている輩が多くて夜うるさいとか、トイレが汚いとか、それほど良い評価がなく、ちょっと心配していたものの、結果、全く問題はなくて満足できるキャンプ場でした。むしろ、高評価で、また行きたいと思っているくらい。

今回、我々はサイト#160にステイしました。ちょっと嫌らしいのは、ここ、オンライン予約時にサイトを選べるのですが、そのサイトを確定させたい場合には余分にお金がかかるのです(確か$35程度)。追加料金を払わない場合には、場合によっては都合でサイトを変更することがあるのだとか。僕が予約した時点では、もう空きサイトが3つ程度しかなく、であれば、どこでもいいやーと思っていたので、追加料金は払いませんでした(確か、最初に指定した#160にそのまま入れたと思う)。

キャンプ場は明るい杉の林の中にあり、各キャンプサイト間は十分に広く、ファイヤーリングとピクニックテーブルが備わっています。今まで訪れたキャンプ場によってはサイト間に十分な茂みがあってプライベートが保たれているようなところもありますが、ここのキャンプ場は隣をブロックするほどの茂みはありませんでした。我々が利用した#160の場合、隣の#158との間に遮るものはなく、一見すると広めのサイトのこっち側と向こう側にそれぞれサイトが設置されている…といった感じでした。なので、友人家族と行く場合にはこういう連結サイトを押さえるのが良いかも(ただ、連結しているかどうかは予約時には分からない)。反対側の#162との間には茂みがあってそちら側は見えにくくなっていました。ただ、茂みといっても深い緑の茂みではないので、完全にそちらをブロックしている訳ではありませんが。

サイト脇には水道があり、水洗トイレとシャワー設備も所々に設置されていて、今まで訪れたキャンプ場のトイレやシャワーと比べても、遜色ないレベルのものでした(今までのキャンプではトイレ待ちになることが少なからずあったが今回は一度もなかった)。またシャワーはコイン等必要なく無料で使えました。

グループサイトが多数あるようで、金・土は賑やかでしたが、それでも寝れないほどうるさいことはありませんでした(たまたまキャンプサイトが恵まれていただけ?)。日曜からは静かでしたねー。

キャンプ場には売店やレストランも併設。

売店は規模は小さいもののキャンプに必要なものは一通り揃っています。コロナ対策も一応してあって、入店時にはマスク必須で、マスクなしのお客にはちゃんと注意していました。

このキャンプ場の最大の売りはやはりレイクシスキューでしょう。

この湖はサクラメントリバーにダムを作った人造湖で、ここに来るまでに通り過ぎたシャスタレイクと比較すると湖の規模は小さいものの、なんと言ってもロケーションは絶品。というのも、湖の向こう側にはマウント・シャスタが大きく聳えていまして、例えるなら富士山を眺める山中湖といった感じでしょうか。

ぴろ子と一緒にタンデムカヤックに挑戦しましたが、雪をいただくマウント・シャスタを眺めながらのカヤックは最高でした。
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また、このあと生まれて初めてのスタンドアップパドルボードにも挑戦。へっぴり腰ながらもこちらも満喫して、インフレータブル式ので良いから買おうかなーと画策中(ちなみにここでのレンタルはインフレータブルではなくてハードタイプ)。

湖畔には水上アスレチックも設置されていて、こちらにも挑戦してきました。体力の衰えをまざまざと感じる結果になってしまいましたが…

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当然、ビーチもあって、湖水浴も楽しめます。

ビーチですが、コロナによる密を避けるための工夫も凝らしてあって、ビーチはロープで区割りされていて、グループごとにこの一区画を使うように指示されています。

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早く行かないと区画が取れないかも?と思ったりしましたが、土曜日の昼前に行って空き区画は確保でき、その日の夕方まで空き区画は残っていました。

また、ビーチ脇には売店もあり、ハンバーガーやピザ、ビールを購入することも可能です。良心的だなと思ったのは、売店の値段。フレンチフライは$2.50、ナチョスが$4とベイエリア価格を基準にすると安く感じてしまいました。プライベートキャンプリゾートだけに高いのかな?と思っていただけに、逆に安く感じたのかも。

ビーチエリアから少し離れたところには、ボートランチがあって、レンタルボート(エンジン付き)をレンタルすることも可能。

ここのキャンプで一番良かったのは、蚊が皆無だったこと。前回のCastle Crags State Parkキャンプでは、夕刻になると蚊の襲撃を受けたのですが、今回は一匹の蚊にも遭遇せずでした。Castle Crags State Parkまで車で20分程度なのにちょっと不思議。

コテージやRVを使った宿泊施設も用意されているし、アクティビティも充実していて、なかなか好印象なキャンプリゾートでした。是非また行きたい!と思わせるキャンプ場でした。

その他、このキャンプ場について気づいた点を列挙しておきます。

  • ビーチは基本日帰り利用も可能(入場料はかかる)だが、混雑時にはデイユースを受け付けない模様。実際、土曜日に「本日は利用者多数でデイユースは受付できません」との張り紙がゲートにされていました。デイユース客も多いようで続々とUターンしていました。
  • キャンプサイト予約時に気づいたことなのですが、ここ、キャンプサイトによって最大利用人数が異なるものの、利用料金は同じ様子。例えば、#160は4人まで(4人にしては十分広かったが)だが、同じ料金で15人までなるサイトもある。良心的なのかな?
  • キャンプ場の売店の料金も比較的良心的かも。氷は$3.50、薪は結構な量があって$10でした。薪は2つ買って3日かけて燃やした(最後の夜はかなり勢いよく燃やした)。
  • Mt. Shastaの街までも車で10分程度で行けるので、ランチとディナーにCasa Ramosというメキシカンレストランを利用した。ここは駐車場をつぶしてテラス席を用意している。料理も美味しかった。マルガリータがデカい。
  • キャンプ場は熊出没エリアだそう。が、食糧は車に入れるようにとの指示。ベアロッカーみたいなのは用意されていない。スタッフ曰く、このあたりの熊は車を襲ったりしないとのこと。個人的には、熊が出そうな雰囲気は感じず(少なくとも週末は人も多いしそこそこ賑やかだったし)。
  • トイレには一度に二人まで…との張り紙がしてあった(コロナ対策)。が、守られている気配なし
  • #160サイト近くの男子用トイレの紙が朝からなくなっていて、午後になっても補充されないでいたので、クレーム入れたら、すぐに補充されていた。
  • トイレは毎日一度はチェックしているらしい(チェックシートがトイレに置かれていた)。なら紙も補充しておいてよー。
  • 今回、BBQグリルを持っていくのを忘れてしまうという失態をおかした。が、幸いにして、ファイヤーリングが浅いタイプだったので、そこでチャコールを燃やしてBBQすることができた(使い捨てのBBQの網は持って行っていた)。ファイヤーリングの周りには石が並べてあったので、その石を使って台をつくり、その上に網を乗せてグリルできた。ファイヤーリングが深いとそういうこともできないので助かった。

今回のキャンプ旅行で訪れた他の場所はまた後日紹介します。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2020年8月13日(木) 10:32