新型コロナウイルスのため、ぴろ子の通う小学校が休校になってから1ヶ月経過しましたが、この間、学校は閉鎖されているものの、ランチタイム時には学校でランチを無料で配っています。どういう理由で無料でランチを提供しているのか正確な理由は僕も把握できていませんが、察するに、家の事情で満足に食べることができない子供たちをサポートするとか、少しでも家事に費やす親御さんの時間を削ってあげようという親切心なのか、または、ランチ提供業者との関係で仕入れを止められないので無償配布しているとか、そんな理由なのかなと勘ぐっています。ちなみに、ランチをもらえるのは子供のみで、親の分は貰えません。また、その学校の生徒である必要もないとのことです。なので、貰いに行っても身元確認はないし、子供を連れて行く必要もないので、「子供○人分のランチちょうだい」と自己申告すれば貰えてしまうという緩いシステムです。
ウチもしばらく前から、ぴろ子とぴろ太郎の二人分のランチを貰いに行っています。当初はどんなランチを出しているのか興味があったので、冷やかし半分でランチを貰いに行ったのですが、ウチから学校まで徒歩10分程度で子供たちと散歩するのにちょうど良い距離でもあり、また、はじめのうちは馬鹿にしていたアメリカのランチが意外と食べられることが分かって、その後は毎日通っています。
ちなみに、このランチは普段学校で購入でき、一食のお値段は$2.50と格安です。ぴろ子が通学していた際には基本弁当持参でしたが、週に一度だけランチ購入を許していました。その学校で販売していたランチを希望者に無償配布しているのです。ランチ一食$2.50なんて、今のご時世にはめちゃくちゃ破格な料金ですよね。
さて、どんなものがアメリカの小学校のランチに提供されているのでしょう…
ある日のランチはコーンドッグ、サラダ、フルーツ、牛乳、スナックでした。
またある日のランチはピザ、サラダ、フルーツ、牛乳、スナック(写真撮り忘れ)です。
この日のランチはフルーツにチキンストリップ(ササミ唐揚げ)、サラダ(写真撮り忘れ)、牛乳(写真撮り忘れ)でした。
だいたい雰囲気掴めていただけたと思いますが、基本は、ドリンクが牛乳かチョコレートミルクのどちらかを選択(たまたま写真を撮ったときは牛乳ばかり選択していました)、メインとなる一品はだいたい一週間でのローテーションで今まで見たのはコーンドッグ、ピザ、チキンストリップの他に、ハンバーガー、チキンサンドイッチ、Mac&Cheese、ブリトー、チーズをトルティーヤで巻いたもの…などなど。他に、サラダ、フルーツ、チップスが付くようです。時折、イースターなどの祝日近くにはアイスクリームなどが出たりするそうです。
ランチは上記のような内容ですが、このフリーランチでは朝食も一緒に配っていて、貰いに行くと袋の中には朝食とランチの2食分が入っています。上記の写真はその袋の中からランチ分だけを取り出して写真に納めてます。では、朝食はどんな感じでしょうか?ある日の朝食は、ブラウニーとフルーツとジュースでした。
この他、朝食には、フレンチトースト、シリアル、バナナブレッドなどが提供されていました。コンチネンタルブレックファスト…と言えるのかな。
正直、日本の給食に比べたらあまりにもお粗末でジャンキーだなと思ってしまいます。でも、まぁ、食文化の違いなんでしょうね。
ウチでは子供用に2食分を貰ってきています。ぴろ子はほぼ完食するのですが、ぴろ太郎は半分弱しか食べないので、食べ残しが最近の僕のランチとなっています(笑。
最初は食べる気がしなかったのですが、食べてみると意外とイケるんですよね…。というか、僕がアメリカに毒されてしまっただけでしょうか。
このフリーランチ提供サービスは土日はやっていませんが、春休み期間も提供し続けていました。ランチ提供も、ドライブスルー方式に変更されたので車を降りずに受け取れるし、あまり貰いに行っている人がいないようで、常に空いており、待つことなく受け取れます。
もし、僕が貰いに行くことで本当にランチが必要な人に回らないというような事態は起こしたくないのですが、どうやら配っているランチがすべてはけている様子もないので、無駄になるようならありがたく頂戴したいと思っている次第です。
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