コロナウイルスに世界中が翻弄されていますが、ここSan Franciscoベイエリアの今までの状況をまとめておきます。
3月1日(日)
この日、勤務先から全社メールがあって、コロナウイルス が蔓延しつつあるとの注意喚起があった。また、メールでは自宅に数日こもれるように食料や水を用意しておくことを勧めていた。この時は、そんな事態になる訳ないだろう…と鼻で笑っていたけれど、今となっては先見の明があったと言えるのかも知れない。
3月9日(月)
この日から基本自宅勤務するようにとの指示が会社からあった。ただ、オフィスは開いていて必要であればオフィスに来れるとのことだった。この3日後、オフィスもハードクローズすると突然の発表があった。
3月12日(木)
学校が閉鎖されるかもという噂もあったが、この日からSan Mateo - Foster City学区の公立学校が閉鎖に。翌日13日(金)はTeacher's Conference Dayでもとから休みだった。またかみさんの会社もこの日からWFHするようにとのお達しが出た。
3月15日(日)
家族でIHOPで食事に出かけたが、当局からテーブルをひとつおきに使うように通告があったそうで、ダイニングエリアはガラガラなのに待たされる。以前、卓上にあったシロップや塩・胡椒もすべて撤去されていた。偶然に、この数日後に日本に帰国するぴろ子の友人一家が食事していて、ぴろ子は最後の挨拶をしていた。
3月16日(月)
San Franciscoベイエリアの6郡に、外出自粛要請が発令。
そのためかCOSTCOやスーパーなどの量販店が激混み(しばらく前からトイレットペーパーなどの品切れが続いていたが、さらに拍車がかかる)。
外出禁止令に伴い、レストランやファストフードのイートインが禁止されて持ち帰りのみとなる。バー、ワイナリーなどは一斉に閉鎖。人の集まるイベントもキャンセルまたは延期。重要でないビジネスも閉鎖要請。Hillsdale Mallも全面閉鎖となった。
ただ、散歩など健康のための外出は許されているので、散歩している人はそこそこ見かける。
ちょうどこの時期、うちの前の道路舗装工事が始まっていて、その工事が中断するのか気になっていたが、工事は続行していた。
3月19日(木)
カリフォルニア州が外出禁止令を発動。
ベイエリアはすでに発令されていたので、特に生活に変化なし。
ただ…この週末はスキー旅行を予定していて、宿もかなり以前から抑えていた。個人的には、もし、外出禁止がベイエリアだけなら、スキーに行くのもアリかと考えていたが、調べて見るとタホ界隈のスキー場は(州の外出禁止令発動数日前に)すべて閉鎖されていた。それでも、今回抑えた宿がゲレンデ目の前だったので、誰もいないゲレンデで雪遊びはできるかも…なんて気楽に考えていたが、州全域に外出禁止が発動された以上、でかける訳にも行かないし、逆に今回の宿の予約を変更またはキャンセルする口実ができた…と思う。実際、宿に電話して交渉したところ、すでに払い込んだお金はクレジットとして扱ってくれることになった。
3月25日(水)
当初、4月7日までと言われていた学校閉鎖が5月1日までに延長になった。
California州知事は夏まで学校閉鎖をほのめかしているし、まだまだ延長されるかも。
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