内容は薄いが、えらく時間をかけて書いてきた7泊8日のディズニークルーズの旅の記事ですが、これが最後です。
はじめてのクルーズでしたが、子供達もかみさんも僕も満喫させてもらいました。イベントが多くて忙しかったけれど、楽しい思い出になりました。スタッフの皆さんも教育が行き届いているし、我々を楽しませようとしてくれているのがよく分かりました。
ただ、やはり、個人的には忙しいってのがやや難ではありましたね。食事の時間も決まっているし、寄港地では指定された時間までに船に戻らなくてはなりません。僕個人的には、ディズニーファンでもないし、キャラクター云々は正直興味なし。それよりは、カリブの海で数日まったりと過ごす方が良いかなーと。クルーズは寝ているうちに次の目的地に連れて行ってくれるという利点はありますが、あちこち行くよりは、コズメルなりグランドケイマンなりジャマイカなりのリゾートに滞在して数日ゆっくり過ごす方が自分にはあっているように感じました。朝日みたり夕日みたりもできるし、自分たちの好きな時間に食事するのが良いかなーと。あ、もちろん、クルーズはクルーズの良さがありますし、クルーズを否定するつもりは毛頭ありません。個人の好みの問題です。ディズニークルーズ は他のクルーズより高額らしいので、次回クルーズ行くとしたら、ディズニーじゃないところで良いかなーというのが僕の思いですが、子供達はそれは許さないかな。
それと、クルーズ旅行の時点で、ぴろ太郎が3歳3ヶ月だったのですが、ぴろ太郎に振り回された一面もありました。僕が忙しい時に、ぴろ太郎には自宅でアンパンマンの動画を見せていたのですが、クルーズでも「アンパンマンが見たい!」と泣け叫び、代わりに部屋のTVでディズニーアニメを見だすと止まらず、食事にも行きたくないと言い、やっと食事に行ったかと思うと皿やグラスで遊びはじめる。親の教育がなっていなかったと言われればそれまでなんですが、もう少し年齢が上がってからの方がお互いにストレスが無くより楽しめたかなとは思います。でも、これは仕方ないですよね。いつ行けるかなんて分からないし、3歳3ヶ月は3歳3ヶ月なりに楽しめたのではないでしょうか。
以下、ディズニークルーズでの我々が感じたお役立ち情報をまとめておきます。
- 船内で行われる予約制だが無料のアトラクションとして、プリンセスギャザリング(ディズニーキャラクタのプリンセスが一堂に集まって、各プリンセスと写真が撮れる)、キャラクターブレックファスト(朝食会場にディズニーキャラクタがやってきてテーブルを回ってくれる)、エルサとアナとのギャザリング(フローズン(または「アナと雪の女王」)のアナとエルサと会える)等がある。どれもオススメ。プリンセスギャザリングにはフローズン(アナと雪の女王)のエルサはいないことに注意(噂ではエルサはクイーンだからプリンセスではないため不参加とか)。エルサとアナには、このイベントでしか会えないらしい。いずれもステータスが高ければ事前予約できるようだが、最下層の我々は乗船後に申し込んだが間に合った。
- ディズニークルーズには子供達を預かってくれるキッズクラブがある。このキッズクラブ、子供達には大人気らしく、ここばかり行きたがる子供も多いと聞く。キッズクラブ利用の条件はオムツが取れていることで、ぴろ太郎もなんとかクルーズに合わせてオムツを取るように努力した(クルーズの前月9月からぴろ太郎はプリスクール入学してオムツを卒業する必要があったのでギリギリセーフな感じではあった)。ぴろ子は一度キッズクラブに行って楽しんだ様子。ぴろ太郎も一度連れて行ったが全然楽しめておらず、結局利用を諦めた。ぴろ子と一緒に連れて行けば違ったかもだが、ぴろ子はぴろ子で好きなように遊びたいし、なかなか難しい。ちなみに、オムツをしている子供にはナーサリーがある(有料)。
- ファンタジー号には追加料金の発生するイタリアンレストランPALOとフレンチレストランREMYがある。これらレストランは大人オンリーで子供は入れない。我々は当初、どちらのレストランも予約していて、キッズクラブに子供を預けてかみさんと二人で食事することを考えていた。が、結局、乗船後に両方をキャンセルした。理由は、せっかく子供達と旅行しているので家族で過ごす時間を長く持ちたいということと、料金に含まれているレストランも悪くなかったから。
- 当初、僕は、なぜ追加料金払ってまで別レストランに行く必要があるのか?なんて思ったりしていたが、料金に含まれているレストランは味は悪くないものの、いかんせん慌ただしく落ち着いた雰囲気がない。なので、追加料金を払うレストランの存在価値があると感じた(ちなみに追加料金もそれほど高くはない)
- PALOもREMYも、予約した食事開始時間の24時間前までならキャンセル料がかからない。なので、もし、多少なりとも興味があれば、事前に予約してしまうのもアリ。
- 船内にはカメラマンが多数いて、バシバシ写真を撮ってくれる。写真を撮ってもらったら部屋番号を伝えると、あとでまとめてその部屋番号に紐付けられた写真をすべて見たり買ったりできる。自分たちで写真撮るよりも、彼らに任せてしまうのがオススメ。写真は、乗船前に購入申請しておくことで割引となる。
- 船内はオールインクルーシブだが、酒は別料金。ワインの料金はベイエリア界隈のレストランと比較すると、同じかやや安いように感じた。ワインパッケージなるものを買うと、レストランでそのボトルからワインが飲めるらしいが僕はそこまで飲めないと思って買わずにグラス単位でオーダーした。ワインパッケージに惹かれなかったもうひとつの理由は、ベイエリアではよく目にするワインのセットで、そのワインをわざわざクルーズで飲むことにメリットが見出せななかった。
- 寄港地で船を降りる際には、朝早めに出ることをオススメ。特に接岸せずに船で上陸する場合(グランドケイマンが該当)には上陸までに時間がかかる。また、クルーズを終えて下船する際もかなりの時間がかかることを覚悟しておくべき。
- ウエイター、ヘッドウエイター、サブウェイター、ルームサービスへのチップは最終日前日に封筒が配られるのでそれで各自に渡す。と言っても、すでに基本額が決められていて、その額が勝手にチャージされる。自分でチップ額を決めたい場合には事前にゲストサービスで交渉する必要あり。
- ぴろ子の秋休みの宿題をクルーズん持って行ったような気がするが、クルーズ中は全くできませんでした。
- クルーズ中に、次回のクルーズを予約すると割引になる!みたいなアコギなことをやってます(笑。なんでも、2年先までのクルーズを仮予約すると割引になる上、キャンセルしても予約金が戻るとか。かみさん、手配した気配…
- キャスタウェイ・ケイには期待しないように… そして、ビーチベッド確保するためにも朝早く下船しましょう
- キッズクラブは年齢に応じて3種類のルームがあるようで、ティーンエイジャー向けなんてクラスもありました。そういうところって良く考えているなぁと思いましたね。
そうそう、ディズニークルーズ で多々いるカメラマンは、自分が印象に残ったお客に対して賞を贈れるのだそうで、とある女性カメラマンは、ぴろ太郎に賞を送ってくれました。こちらその記念品。愛嬌振りまいた3歳3ヶ月ならではの役得なのかも知れません。
- 参照(110)
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