久しく更新が滞っておりましたが、実は7月3日から27日まで日本に行っておりました。
約3週間の日本滞在となりましたが、今回、最初の2週間は東京オフィスに出社して仕事をし、最後1週間が有給休暇を取得しました。

東京オフィスへの出社と言っても、出張ではなく、すべて個人負担で東京で仕事していたというものです。単に、有給をあまり使いたくなかったというのがこのように手配した理由です。

今回の日本旅行では、かみさんに多大な面倒をかけることになりました。僕が東京オフィスに出社することにしたのも、仕事を一緒にしている東京オフィスの方々とより潤滑な協業を行うためです。もっと率直に述べるなら、「ちゃんと東京オフィスの方々と仕事して、クビにならないようにしてきなさい!」というかみさんのお言葉に乗った次第です。

東京オフィスに出社する際、僕の実家から通うのは大変なので、都内で宿泊することにしました。ホテル代は自腹なので極力価格を抑えることにし、最初の週は一泊2000円の北千住のカプセルホテルを手配。2週目はさらに安い一泊1500円のカプセルホテルを神田に見つけて、そこに宿泊しました。

もう50歳目前のおっさんがカプセルなんて、と思われる方もいるかもですが、東京滞在中は夜遅くまで仕事するか、または飲み会の後に寝るだけなので、カプセルで充分ですし、実際、カプセルは、山歩きして一人用テントで寝るより快適でした。

僕が東京にいる間に、かみさんは自分の仕事をこなしつつ(かみさんも休暇は最後の一週間だけでした)、二人の子供の面倒を見て、さらに、姑の期待にも応えるという、かなりの重労働を強いられていました。かみさんには頭があがりません。ありがとう!

僕は今年の1月に出張で東京に行っていたということもあり、今回、東京でしたいことなどもなく、純粋に仕事に専念させていただきました。東京での食費も、極力抑えて、松屋や吉野家といった店を利用しました。なので、東京滞在の費用はかなり抑えられました。

今回の日本旅行でやったことと言えば、

  • 週末に、僕の家族と、僕の両親および妹一家と共に鬼怒川温泉へ一泊旅行へ。旅行は急遽決定したため、昨年行ったのと同じ鬼怒川温泉ホテルになりましたが、24畳の大部屋に全員で泊まれたとあって、子供達は大喜びでした。できれば、まだ行ったことのない温泉旅館に宿泊したかったものの、妹夫妻は公共交通機関を利用したいという希望があり、かつ、我々は温泉旅行2日目にかみさんの実家に移動したいため、北関東方面に行きたいという希望がありました。またお値段も控えたかったのでそういう観点から鬼怒川温泉ホテルしか選択肢がありませんでした。ただ、このホテル、料理は美味しかったので個人的には満足でした。
  • 鬼怒川ライン下りなるものを体験しました。それほどの急流ではないものの、多少の水しぶきは浴びて、なかなか面白かったです。
  • その後、東武ワールドスクウェアに行ったのですが、偶然にもこの日は入場料無料デーでした。ラッキー! はじめての東武ワールドスクエア、思ったよりも楽しかったです。ご存知のように、ここ、世界の有名建築物のミニチュアが展示されているだけですが、いろいろな建築物を俯瞰できるってのが新鮮でしたね。例えば、迎賓館とか、実物は正面しか見たことがないのですが、後ろ側がどうなっているのか、上からはどう見えるのかといった違った角度で眺めることができました。
  • ちょうど日本で「天気の子」が公開された週だったので、見てきました!ちょっとストーリー展開に残念に感じるところもありましたが、それを差し置いても圧倒的な映像美と魅力あるキャラクタに胸がキュンさせられました。
  • かみさんの実家で、夜、ひとり外出してふらりと近所の小さな居酒屋に入りました。入った店は居酒屋と書かれていましたが、スナックでして、ツマミも大して美味くなく、他の客のカラオケを聞かされてちょっとうんざりでしたが、そこのママさんは津波で母と姉を亡くしてしまったそう。震災後、毎年のようにこの地に足を運んでいろいろな人と会っていましたが、身内を亡くされた方に会ったのは今回がはじめてでした。明るく振る舞いながらも重いものを背負っている方々が大勢いることを思い知らされました。被災した地域のお店でお金を落とすのが、自分にできる貢献なのだろうと思います。
  • 義母とも仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉へと出かけてきました。「らいらい峡」という渓谷を歩きましたが、巨石が積み上がった渓谷は迫力がありました。

ところで、今回の日本旅行の主目的は、ぴろ子を日本の小学校に体験入学させることでした。
あわせて、今回はぴろ太郎を日本の幼稚園に体験入学させることもできました。駄目元でかつて僕が通っていた幼稚園に聞いてみたら、その月から3歳になるお子さんなら預かれます!とのことで、お願いした次第です。ぴろ太郎が幼稚園に通った日数は事情により極めて少なかったものの、それでも良い刺激になったものと思われます。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2019年7月29日(月) 09:41