ちょっと前に書いた記事、ERの請求の続編です。
ぴろ太郎が5月はじめにスタンフォード大学病院に入院した話は以前書きました。その際、まずはERに行き数時間滞在、それからICU(集中治療室)に移り、結局、3泊4日滞在することになりました。
ERの請求額(保険適用前)は以前のブログで書いた通り日本円で約300万円でした。
そして、昨日、ICUの請求書が届きました。
個人が特定される情報は消していますが、請求書の明細はこんなのでした。
今回の3泊4日のICU入院費用は、日本円換算でざっと
1600万円!
でした。
いわずもがなですが、この額は病院が請求した額です。ウチは勤務先を通して健康保険に加入しているので、その保険会社と病院との間で決められたディスカウントが適用されます。さらに、ディスカウント後の金額に対して、保険会社と顧客(私たち)で取り決められた金額が顧客(私たち)に請求されます。
前にも書きましたが、アメリカの保険ではout of max maximumと言って、個人やファミリーで払う医療費の年間上限額が規定されているケースが多く、その金額まで達したら、それ以上は基本払う必要はありません(保険適用外の特殊な治療は除く)。
ウチはすでにほぼout of max maximumに達しているので、今回の請求額は$834と冗談みたいに安くなっています。
ちなみに、先日、たまたまスタンフォードの医学部の学生さんと話す機会があったのですが、彼女曰く、スタンフォード大学病院は高度な医療技術を有しているが、費用も他の病院より高いと言っていました。なので、他の病院だったらここまでは高くなかったのかも。とは言え、他の病院だから半額になったりはしないでしょうね。
しかし、もし、保険なしで病院に世話になるようなことになったらと思うと、背筋が寒くなります。
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