ちびが2016年12月に私達を去っていって2年近くになりました
その間にちびの夢を覚えているのは一回だけ
その夢の記憶も段々遠くなって今は夢の内容も思い出せないけど 上から見たちびの背中はしっかりと覚えています
じいさんは極最近もちびの夢を見たというのに ちびはどうして私の夢に出てこないのでしょう
記憶力が悪くなったので覚えていないだけかな・・
お友達が不眠症には本を読むのが一番良いと言って何冊かエッセイ本を貸してくださいました
その中で一番先に手にしたのが「愛犬リッキーと親バカな飼い主の物語」
内容は極普通の犬好き母さんの気持ちが書かれてありました
ペットショップからやって来た2匹の小さな生後2か月のヨークシャーテリア
あるある・・とうなずきながら 特に変わった犬ということもなく ちびの事を思い出しながら 途中適当に眠くなるエッセイ本だったのでこれは睡眠剤代わりにとても良いと思いました
三日目の夜は最後の部分を読み終えても眠くならなかったので 珍しく「あとがき」まで読みました
それでも眠くならないので次の「文庫あとがき」を読み始めました
そこには7歳になったリッキーが少し老化してきたと書かれてありました
遊びに来たお友達が「この家にはリッキーみたいな犬がもう一匹いるのかしら?」と言うのです
「2階の貴方の書斎に行った時も小さくて黒っぽくて動き回るリッキーみたいのが私の足にじゃれついてきたし 今もあっちへと走っていったわ・・・」
これを読んだ時びっくりして思わず起き上がってしまいました
お友達は生後2カ月半でお星様になった元気でやんちゃなリッキーの兄弟犬 バッキーの霊を見ていたのです
そうなんだ!
ちびはず~っと私の傍にいるのに私が気が付かなかっただけなんだ!
直ぐにパソコンの部屋のお手洗いに行きました
私がここに座るとちびがトイレのドアを鼻で開けて入って来たようでした
私がすることないから 自分を撫でろと鼻で私の手を突いてくるのです
ちび ず~っとここにいたんだね
私の傍にいつもいたんだね
涙が止まらなくなりました
お星様になった愛犬は矢張り家が恋しくて 帰ってくるのですね
バッキーもちびも 元気だった頃のように飼い主のあとをついてまわっているのですね
今夜もこうしてブログを書いている私の後ろで ちびは終わるのを待っていることをこの本が教えてくれました
読んで良かったです
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ちびは20歳4ヶ月のトイプードルでした
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