ここ数年のシリコンバレーバブルの波に乗るかのように、続々と話題のラーメン店がSan Franciscoをはじめとする界隈にオープンしているのに、寂しいかなFoster CIty在住の自分がわざわざラーメンのためにSan Franciscoまで出かけることは皆無でした。もし、独身ならサクっとひとりで行っていたでしょうが、小さい子供たちがいる今、家族をおいて一人でラーメン食べに行く!なんてことしたら、それこそ家を追い出されて独身に戻されてしまいそうです。かと言って、家族みんなで行くのもなかなか大変。子供はおとなしくしていないかもしれないし、子供の口に合うものがないかもしれない、駐車スペースは見つからないかもだし、あっても駐車料金は高いだろうし、そもそも到着するまでに子供が寝てしまうかもしれない… etc etc
でも、San Franciscoダウンタウン勤務となった今、少なくともランチタイムに、オフィス界隈にあるお店ならさくっと行けちゃうのです!なんて嬉しいのだ。ヒャッホーウ!
と、いうわけで、先日、一風堂に行ってみました。2018年1月にオープンした一風堂は、勤務先オフィスから徒歩10分です。
お店があるのは、San Franciscoのほぼ中心。Union Squareやメトレオンからも徒歩圏内。
さすがに一等地にあるだけあって、店構えはオシャレです。ラーメン屋とは思えません。

ドアをくぐると、まずは受付があり、その隣にはバーカウンターがあります。
ダイニングエリアはこの奥で、ここから緩く下る廊下を進んだ先にあり、ダイニングの様子はここからは窺い知れません。混雑している場合には、このバーカウンターの一角で席が空くのを待つことになります。

この日は11:30am頃にお店に到着したので、すぐに席に案内されました。入口から、スタッフに続いて廊下を奥へと下って行くと、広々としたダイニングエリアに到着。ダイニングエリアに入ると、あちこちのスタッフから、「らっしゃいませー」と声があがります。
ダイニングエリアは大きな一つのホールになっていて、テーブル席、半個室の席、相席用テーブルといろいろな種類のテーブルがありました。約90名弱が入れるようです。天井も高く、店内にはいかにもラーメン屋っぽい装飾と、全くラーメン屋とは思えないモダンなオブジェが飾られ、なかなか面白い空間になっています。
ほどなくして、スタッフからドリンクメニューとフードメニューが渡されました。お酒も幅広く揃えているようですが、それはまた次回。今回は、魚介豚骨のラーメンをオーダーしてみました。

自分の経験からすると、最近のベイエリアのラーメンは、どんぶりの小型化が進んでいるように思うのですが、こちらのどんぶりは一般的な大きさに見えます。が、テーブルとの接地面積は小さく、底に近ずくにつれて断面の面積が急激に小さくなっていくどんぶりです。一方、レンゲは妙に大きくて、デザインとしては面白いのでしょうが、使い勝手はイマイチかも。
一口目。スープを啜ります。熱々のスープで、豚骨のこってりさと魚介の透き通って落ち着いた味が絶妙のコンビネーションを生んでいます。納得のうまさです。
トッピングのチャーシューも口の中でとろけるし、メンマは太くて食べ応えがあります。
この店では、ラーメンをオーダーする際に、麺の固さを指定できます。また、替え玉もオーダーできます。僕は最初に固めなる「カタ」を、替え玉には一番固めの「バリカタ」をオーダーしてみました。写真はバリカタ。茹ですぎ麺の多いベイエリアにおいて、固さ指定できるのは嬉しいところ。

キッチンの一部はオープンキッチンで、麺を茹でているところは眺めることができます。どうやら、僕がお店にいたときに麺を茹でていたスタッフは日本人ではありませんでしたが、十分に美味しいラーメンをいただくことができました。
オープン当時は日本人スタッフだったのに、その後、日本人以外のキッチスタッフに入れ替える店も少なくなく、それは全く構わないのだけれど、残念なことに、それに伴って味が落ちてしまう店も少なからずあったりします。一風堂には、そうなって欲しくないものです。
店内にはかなり多くのスタッフがいて、皆、マイクとイヤフォンをつけており、機能的に仕事をこなしているようです。替え玉をオーダーした際も、2-3分程度で届いていたと思います。
魚介豚骨ラーメンは $15、替え玉は $2 なので、合計 $17と決して安くはありません。が、昨今のSan Francisco物価事情を考慮したら、こんなものなのかなぁと(以前なら、高すぎる!とブーブー文句言っていた自分ですが、San Francisco勤務になってから考えが変わりつつあります)。店の雰囲気は(ラーメン屋にしては)オシャレだし、スタッフも懇切丁寧でしたから、ちょっと特別な機会に利用するのもアリかなと思わせる雰囲気はあります。が、いかんせん、このお店、予約不可なのは痛いかも。
一点、親切だなと思ったのはこの店のレシート。みみっちい話ですが、こういう小さなところに好感を感じます。
良くあるように、この店のレシートには、ご丁寧にも Suggested Tipの額が記載されています。
最近では、そのSuggested Tipが18%や 20%から始まっていたり、チップが税込小計に対して計算されていたりします。が、この店は、15% からはじまっていて、チップも税前に対して計算されていました。
一風堂、味やサービスは充分に満足できるものでした。また再訪したい店です。
先日行ったひのでやと比べると、個人的にはひのでやの方が好みかなぁ。これは完全に個人の好みによるものなのですが、ベイエリア界隈のラーメン屋って豚骨醤油が広く普及しています(一説によると、中国人客が好むためらしい)。一風堂も、博多が本拠地とあって、基本は豚骨ベース。個人的には、豚骨にはちょっと飽きてきていまして、そういう意味で、先日行ったひのでやは完全に魚介ベースで、自分の味覚にあっていました。
というより、こってりよりもあっさりに好みが移りつつあるのかも…もう若くないってことかな。
一風堂
18 Yerba Buena Ln, San Francisco, CA 94103
※上記一風堂のサイトには、まだSan Francisco店の記載がない様子
Yelpによると、営業時間は次の通り。
Mon 9:00 am - 10:30 pm
Tue 11:00 am - 2:00 pm
5:00 pm - 11:00 pm
Wed 11:00 am - 2:00 pm
5:00 pm - 11:00 pm
Thu 11:00 am - 2:00 pm
5:00 pm - 11:00 pm
Fri 11:00 am - 2:00 pm
5:00 pm - 11:00 pm
Sat 11:00 am - 10:00 pm
Sun 11:00 am - 10:00 pm
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