ベイエリアはここのところ2月とは思えなくほどの暖かな陽気が続いています。
毎日のように雲一つない青空が広がり、日中は軽く汗ばむほどの陽気。日本は寒気に覆われていて日本海側を中心に大雪の被害が出ているようですが、こちらは冬はどこにいってしまったのかと首をかしげたくなります。
会社からの帰りに立ち寄った知人の庭先には桜に似た花が開花していました。
この木、ベイエリアでは比較的よく目にします。話ではアーモンドとのことですが真相は不明。花弁は極めて桜に似ていますが、桜のように一斉に咲いて一気に散ることはなく、ジワリジワリと徐々に咲き出しながら、先に咲いた花から散りゆくので桜のような豪華さを感じることが出来ません。また花が咲きだしているうちに葉も茂るので、日本の桜のように一面のピンクにはならないのがちょっと残念なところです。
ウチのコンドの窓の外にも、これと同じような木が並んでいて、この時期になると淡く色づく桜に似た花をリビングから楽しむことができました。昨年までは…。と言いますのも、ウチのコンドのHOAが、昨年秋に緑地帯を工事して、水の消費が少ない植物に植え替えを行ったのです。去年までは芝生が青々と茂っていた箇所は、ウッドチップを敷き詰めて乾燥に強いラベンダーやサボテンのような肉厚の植物をぽつりぽつりと植え、この桜に似た木々もすべて伐採されてしまいました。結果、なんだか茶色の地面が広がり、砂漠化してしまったようです。高騰する水道代を抑制するためとは言え、緑が少なくなるのは寂しいものです。
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