ぴろ子の小学校一年生生活が始まって一週間経った先週の火曜日、僕とかみさん、それぞれの携帯に電話がかかってきました。電話はぴろ子の通う小学校からの自動音声で、ぴろ子のランチ代$7.50を払ってくださいという督促の内容でした。

この電話に、僕たちは全く理解不能でした。と、いうのも、8月15日(火)から8月22日(火)までの間、ぴろ子は毎日弁当を持って学校へ行っていました。毎週水曜日はランチを食べずに学校が終わるので、この間に小学校でランチを食べるのは5日あり、その5日とも毎日お弁当を持参していたのです。

かみさんが、ぴろ子に、今日こんな電話があったんだけど、何か知っている?と聞いてみたところ、ぴろ子はモジモジしながら打ち明けてくれました。曰く、学校のカフェテリアでお昼を購入して食べたのだそう!

これには、かなりビックリでした。

まず、バイランチ(ランチを学校でカフェテリアで買う)の方法説明がまだされていないのに、ぴろ子はバイランチしちゃっているという事実(実はこれは僕の勘違いなことが判明、詳細後述)。

またバイランチするには、事前にWebサイトでオーダーを入れておく必要があるのだと思っていたのですが、そんなことしなくても買えてしまうことにビックリ(実は、これも僕の勘違い。以前ぴろ子が通っていたアフタスクールのバイランチがサイトで事前オーダーしておく必要があったので小学校も同じようなシステムだろうと勝手に思っていただけ)。

それ以上に驚いたのは、ぴろ子はお金を持っていないのに、ランチを買えてしまっているという事実。つまりは、ツケ払いでランチを買ったということになりますよね。

学校のランチをツケで買う一年生…

ちなみに、ランチは一食あたり$2.50なので、5食中3食はバイランチで済ませた計算になります。そのことも聞いてみたら、バツが悪そうに白状しました。

なるほど、これでひとつ謎が解けました。今までにぴろ子が弁当をほとんど手つかずで持って帰ってきた日が数日かあったんです。「どうしたの?」と聞いたら、「今日はお腹空いていなかった」とか答えていたんですが、これで理由が分かりました。

その後、多方面からの情報を総合して分かったこと。

実は、キンダーの時に、一度、ランチ購入の方法を体験する日があって、ぴろ子は$2.50を持って学校へ行き、バイランチしていたのです。なので、ぴろ子は、バイランチの方法を知っていたのです。

またバイランチする方法も、事前に親に電子メールで送られてきたPDFに記載がありました(目を通していませんでした...スンマセン)。

それでも、弁当持参しているのにバイランチできちゃうものなの?と思っていたら、どうやら、先生が、「今日、お弁当を持っていない人いますか?」みたいにクラスで聞いたそう。周りのクラスメイトがちらほら手を挙げるのを見て、ぴろ子にも敷居が低くなったようで、弁当持参なのに挙手して、彼らと一緒にバイランチしたそう。

バイランチするためのお金は、現金で買う他に、Webサイトにて生徒のアカウントに入金をしておく方法があります。生徒は、バイランチするための写真入りIDを持っていて、それを見せることで本人確認が出来てアカウントから差し引かれる仕組みです。ぴろ子の場合、そのアカウントがマイナスになっていたようです。

ちなみに、バイランチで買えるものは、ピザやチキンナゲットといったいわば(日本人から見れば)ジャンクフード。一食あたり$2.50と安いのは嬉しいけれど、ぴろ子の大好物なのがちょっと困りモノ…

今回の件は、呆れると共に面白かったので、ぴろ子には「もうしないように」と注意して終わりました。

が、

その数日後、またも勝手にバイランチしてことが判明(バランスが減っていたことから足がついた)。

この時は、こっぴどく怒りました。

しかし、親の許諾なく残高なくても小学校ではランチが買えちゃうんですね。
お金忘れたりするケースもあるから残金なくても買えるようにしているのかな?

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2017年8月27日(日) 18:43