先の記事にも書きましたが、6月29日(木)にACL(Anterior Cruciate Ligament 前十字靱帯)再建手術を受けてきました。

これから時折、この手術とリハビリのことを記事にしていきますのでお付き合いください(興味のない方は読み飛ばしてください)。

多分、この記事を読んでいる方にも同じ怪我をされた方いるかと思います。

僕は自分が怪我をするまでは、ACL(前十字靱帯)なんて言葉知らなかったのですが、怪我をしてから、同僚や友達に「ACL切った」と言ったら、おどろくほど多くの人から、「私もやった」「旦那もやった」との言葉を返されまし。今日会ったお隣さんも、僕の膝に巻かれたブレースを見るなり、「ACLやったか?」と聞いてきました(彼も体験者)。

このACL損傷は、プロ・アマ問わず、スポーツ選手に多い怪我で、サッカー、バスケット、アメフト、スキー、空手などなど、非常に多くの競技で起きうる怪我なのだそうです(特に、女性に多いそうです)。ジャンプ後の着地時に膝を捻ったりすることで強い力が前十字靱帯にかかり、断裂してしまうのだそうです。

意外なのは、ACL断裂しても痛みはありません(普通、ACL断裂ほどの怪我なら内出血や打撲を伴うので、その痛みはありますが)。また、ACL断裂した場合、膝を捻る動きをすると膝がずれるような感覚を覚えて立っていられなくなりますが、日常の歩行などには全く問題はありません。なので、なかにはACL断裂しても、それとは気づかずに生活している人もいるようです。

そういう症状なので、ACL断裂した場合にも大きく2通りの対処方法があります。

1) 手術をしてACLを再建する
2) 手術はせずに、膝の筋肉を鍛えて、断裂したACLをカバーする

医師がいうには、もし、またスキーをはじめとする膝を捻るスポーツをしたいなら手術をしなくてはならないが、日常生活と軽いスポーツ(膝を捻らないもの)をする程度であれば、手術なしでも行けるとのこと。

手術をする場合、手術は1日で終わり入院はしないが(ちなみに、日本で同じ手術をすると2週間程度入院するとのこと)、その後、フィジカルセラピーに通って膝の動作範囲を拡大していく必要があります。

手術をしない場合でも、フィジカルセラピーに通って膝の筋肉を鍛える必要があるそうです。

手術をする場合には、新たに靱帯を持ってきてそれを膝に埋め込んでやる必要があります。その靱帯をどこから持ってくるか?これには、Autograft と Allograft の2種類があります。

Autograftは、自分の体の腱の一部を切り出して、それを靱帯として利用する方法。
Allograftは、ドナー(臓器提供者)の靱帯を利用する方法。

僕の担当医はAllograftを薦めました。というのも、Autograftの場合、自分の体から腱を取り出すので、体への負担が大きくなるためです。担当医曰く、「回復の早い20代ならAutograftを薦めるが、40代半ばなら体の負担を考えてAllograftが良いと思う」とのこと。

ただ、Allograftの場合、拒否反応を示したりする可能性も多少あるようです。

ちなみに、Allograftと聞いて、自分の体に適用する靱帯が見つからないと手術できないんじゃないかということを危惧したので、質問してみたところ、心臓移植と違って靱帯にはそんな繊細さは必要ないようで、「そんなドラマみたいなことはなくて、病院の冷蔵庫に入っているのを使うだけよ」との回答を頂きました。(靱帯の)ストックは沢山あるみたいな口ぶりでした。

Autograftにするか、Allograftにするかは悩みどころでしたが、自分は担当医を信じることに。

もうひとつ、悩ましいことがありました。
私の膝を診察してくれた医師が手術も執刀するとのことでしたので、手術の日取りを決めたのですが、その後、たまたまyelpで彼の評価を見たところ、評価が両極端だったのです。星1つをつけているレビューが数個、星5つのレビューが数個でした(星5つの方が、星1つよりは少し多かったかも)。

どのレビューも、長文で、詳細に書かれていました。ただ、星1つのレビューはそれを書くためにアカウントを作った?と思われるようなものがあったので、あまり気にしなくて良いのかな・・・とも思ったのですが、一度目を通してしまうと気になってしまいます。

ここは、手術を延期して、評価の高い整形外科を探して診てもらうべきか…とも考えたのですが、そんなもやもやした気持ちでいたときに、偶然、友人の"大将"に会い、彼が同じ医師に(ACLとは別の)膝の手術をしてもらい、問題なかったとのことで、心を決めました。

さて、手術前日です。

手術の日程は双方の都合で決まりますが、手術時間は手術前日に連絡があるとのことで連絡を待ちます。僕の場合、昼過ぎに電話があり、翌日の手術の日程は、

11:15amにチェックイン
1:15pmに手術開始(1時間程度)
4pm頃に病院を出る

ということになりました。
(ちなみに、病院はFremontのSurgery Centerという病院でした。僕の担当医はPAMFの医師で、はじめて診察してもらったのは、PAMF San Carlosの病院でした。手術可能日を聞いたところ、PAMFの病院のほかに、Fremont Surgery Centerでも執刀しており、そこで最も頻繁に執刀していたので、そこを押さえました)

また、手術後に必要となる痛み止めとアンチバイオティックスの薬の処方箋が病院から手術前日までに指定した薬局に送信されるので、それを取りに行く必要があります(処方箋が送られてない!ことが判明したので病院に電話して送信してもらった…ほんと、アメリカではこういうのが多い)。

もうひとつ、手術は一日で終わるものの、帰りは信頼できる誰かに迎えにきてもらう必要があります(タクシーやウーバー等は使えない、自分で運転して帰るのもダメ)。この日、かみさんが休暇申請してくれたので、送迎はかみさんにお願いしました。何故帰りのタクシー利用がダメなのか?全身麻酔をすると意識が朦朧とした中、帰宅することになる可能性があり、悪意のある運転手が何かの書類にサインを迫ったり(例えば、高額のツボ購入とか!?)することを防ぐためなのだとか。はじめて知った!

事前配布された案内には、手術当日の深夜0時以降は水も含めて一切食べたり、飲んだりしてはダメとのことでしたが、私の手術が午後1時過ぎとのことなので、午前5時以降の飲み食いは禁止と電話で言われました。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2017年7月2日(日) 09:14