週末にぴろ子のクラスメイトの誕生会がありまして、ぴろ子と二人で行ってきました。
そのクラスメイトとはぴろ子のプリスクール時代の同級生でした。9月から、ぴろ子はキンダーになり、その子はトランジショナルキンダーとなりましたが、ぴろ子のアフタースクールにてその子と今でも会うようです。
誕生会は子供たち20数名が集まった盛大な誕生会でした。ちなみに、その子は双子でして、今回の誕生会も二人同時に祝いました。なので、双子とあって、ケーキも二つ用意してありました(親御さん、大変!)。そして、この子供たちがレゴ好きなようで、ケーキには趣向が凝らしてありました。
ちょっと分かりにくいのですが、チョコレートで作ったレゴがケーキに飾られています(本物のレゴも飾られています)。
そして、隣には、レゴを模したゼリーも用意されていました。
こういうの売られているのかな?それとも作ったのか... しかし良く出来ています。
ググッてみたところ、チョコレートのレゴは市販されているようです。
ぴろ子も、レゴのチョコレートやゼリーが気に入ったようで、バクバクと口にしていました。
ぴろ子が、チョコレートのレゴを少し食べ残したので、もう要らないの?と聞くと、「家に持って帰ってマミーに見せたい!」とのこと。なので、その小片を持ち帰りました。
さて、帰宅後…
ぴろ子は、この日の誕生会の様子をかみさんに話しました。レゴのチョコレートのことも伝えたあと、「レゴのチョコレート、もって帰ってきたからあげるね」と言い、持ち帰ったチョコレートを探します。
このとき、僕もその会話に参加していれば、このあと起きる災難は防げたのでしょう。ですが、僕はぴろ子とかみさんの会話が聞こえるところにはいたのですが、部屋の片隅で何か別なことをしており、そこにはいませんでした。
ぴろ子は、持ち帰ったチョコレートをかみさんに見せて、食べてみるように促します。かみさんは、ぴろ子から渡されたものを口にします。
が、何か異変に気付きます。美味しくない…というより、食べ物じゃない。
そして、かみさん、慌てて口にしたものを吐き出しました。
ここで異変に気付いた僕が何事かとかみさんの方に行ってみました。
かみさんは、食べ残したチョコレートらしきものを僕に見せました。
それは、僕が誕生会会場で見たチョコレートで出来たレゴとは全くの別物でした。チョコレートのレゴは、パステル調の単一色をしていたし、形もレゴそのものでした。なのに、かみさんの食べ残しは、子供の頃に流行ったスーパーカー消しゴムみたいな形をしています。
かみさんは、「これ何だろう? 消しゴムじゃない?」とその食べ残しを手に持って、紙の上でこすってみました。
すると、そのなぞったところに赤色の軌跡が描かれるじゃないですか。
クレヨンだよ...
しかし、なんで、こんなクレヨンが?ウチにはこんなのなかったのに。
ぴろ子がそれを取り出したのは、誕生会会場から持ち帰ったギフトバックからでした。なので、そこを見てみると、こまごましたおもちゃに混ざって、かみさんが口にしたのと同じものがもう1つ入っていました。
察するに、子供が自作した、ロボットか何かを模したクレヨンのようです。多分、バースデーボーイが作ったものかと思われます。
ぴろ子に悪気はなかったとは言え、まさかクレヨンを口にしてしまったとは…
かみさんに幸あれ~。
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