最近日本でもよく見かけるようになったハロウィングッズですが、ここアメリカではすでにお店全体がオレンジに染まりつつあります。
いつも変わり栄えのしないアメリカのお菓子コーナーでも、10月になるとパッケージがどぎついオレンジのハロウィンバージョンになり、(日本だと『季節限定かぼちゃ風味』など味まで変えてくれそうだけど、アメリカ人は見た目のバージョン違いがほとんど)近所の子供たち用にお菓子を用意しなきゃいけない家庭をターゲットにしたお徳用サイズが売れます。さらにお店をオレンジ色にしているのは店先のかぼちゃ。ジャック・オー・ランタン(かぼちゃをくり抜いて作るちょうちん)を作るのが目的なので大小さまざま、形も球状から平たいものまでいろいろあります。それでも気に入ったかぼちゃが見つからない場合は、空き地や駐車場に出現する特設かぼちゃ売り場、さらにこだわる人は郊外のかぼちゃ畑に探しにいくことになります。
B-Bridge本社から1時間強北にあるハーフムーンベイ(Half Moon Bay)はパンプキンの産地として有名で、ここに行けばどんなこだわり派でも気に入ったかぼちゃが見つかります。海岸に向かう山道の両側は、賑やかに飾り立てられたパンプキンファームが並び、本物のロバに乗ってグルグルと回るメリーゴーラウンド、敷地内を走るパンプキン・トレイン、干し草を積んだトラクターの荷台に乗るヘイライド(Hayride)など、10月初旬に訪れたときも家族連れで混みあっていました。
今週末はそのハーフムーンベイでパンプキンフェスティバルが行われます。毎年話題になるのが巨大かぼちゃの展示。今年の優勝かぼちゃは1223パウンド(約550kg=パンプキンパイ600個分)。このかぼちゃの生産者は今年で優勝3回目だそうです。お近くの方、見にいってみてください。https://www.miramarevents.com/pumpkinfest/
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