San CarlosのEl Camino Real沿いにガンショップがありますが、そこに日曜早朝、侵入窃盗があり、多数の銃器を盗んでいったとのこと。
詳しくはCBS Newsへ。
この店、San Carlosでも、Redwood City寄りにあり、El Camino Realを走っていると、GUN と書かれた看板が目に付くので見たことある人も多いかと思います。アメリカに来た当初は、こんな近所に銃器販売店があるんだ~さすがアメリカ!と感心してました。
その後、実は、僕もこの店に何度か足を運ぶようになりました。護身用に銃を買うため…ではなく、フィッシングライセンスを購入するためです。この店、銃器の他に釣りやハンティングの道具も販売しているのです。
とは言え、陳列している商品の大部分は銃器でフィッシングやハンティング用品なんてほんのちょっとしか置いてありません(ハンティング用品って銃も含んでしまうのですが)。店内のガラスケースには小型の銃が、カウンター置くにはスナイパーが使うような銃身の長いライフルが並んでいました。店内は雑然としていて、スタッフもあまりパッとせず…(スイマセン、たまたま僕を担当してくれた人がそうだっただけだと思いたい)、セキュリティも素人目にはそれほど厳重って感じはしませんでした。店もちょっとガタがきているような建物ですし(失礼!)。
この界隈で、奪った銃を使った二次犯罪みたいなのが起きなければ良いのですが…。
ところで、今回のように夜間に店に侵入して物品を盗むことをBurglarと言いますが、これにマッチする日本語って何でしょう? 強盗って言うと、人を脅迫したり暴力でモノを奪うケースを指すのでBurglarとはちょいと毛色が違う気がします。
泥棒(Thief)はこっそり盗むので、こうやって派手に押し入る場合には当てはまらないような。
たまたま引いた辞書で、「侵入窃盗」という訳を見つけたのでそれを冒頭に使いましたが、意味は分かるとは言え、この言葉はあまり使いませんよね。
日本にはねずみ小僧のようにこっそりと家に入ってモノを盗むことはあれど、派手にガラスやドアを壊してモノを盗んでいくような盗みの文化(?)はなかったのではないかと思えてきます。
そもそも日本は、住居と店舗を兼ねている店のが多いのに対し、アメリカでは両者は別。そんな日本でBurglar的行為をすれば、すぐに店のオーナーが飛び起きてくるでしょうし、もし、両者鉢合わせになれば、犯人はオーナーを束縛したり脅したりするでしょうから、必然的に「強盗」に格上げされてしまうのでしょうね。
- 参照(194)
- オリジナルを読む