ここしばらく、ずっとレールパス旅行の記録を垂れ流して参りましたが、ようやくそれも終わりました。

さて、アメリカの学校は毎年9月から新学期がはじまります。
ウチのぴろ子も早いもので、今年の9月からキンダーカーテンです。義務教育一年目です。今までのプリスクールに比べれば経済的負担が大幅に減るのかなぁと若干期待・・(そんなことないという説もあるようですが)。

今月は、そのキンダーに入学(入園?)させるための手続きがはじまります。学校区によって手続きの時期や方法は異なりますので、以下は、私たちが住んでいるFoster Cityの場合の話です(ちなみに、San Mateoも同じです、というのは両者の学校運営はひとつの組織が行っているから)。

まず、2月8日から、今年9月からキンダーカーテンに新規入学するのプリレジストレーションがはじまりました。

で、このキンダーカーテンですが、入るための必要条件の1つは、

  • 9月1日時点で5歳になっていること

です。ぴろ子は来る6月で5歳になるので、この条件はクリアです。

ちなみに、カリフォルニア州では、トランジショナル・キンダーカーテン(Transitional Kindergarten 略して TK)なるものもあります。これは、次の必要条件を満たす人が入れます(他にも条件あり)。

  • 9月2日~12月2日の間に5歳になること

なんでこんな制度があるかというと、秋に生まれた子供たちの家族をサポートするためにTKなるものが出来た・・・とFoster City Elementaryのサイトには書かれています。

が、真相はこういうことのようです(出典はこちら)。

もともと、カリフォルニア州では、キンダーに入るための必要条件は、「その年の12月2日までに5歳になっていること」だったのだそうです。それが、2010年に法律変更されて、「その年の9月1日までに5歳になっていること」に変更されました。

というのも、どうやらほとんどの州では9月1日を境にしていたのだそうで、それに合わせたというのが理由の一つのようです。

当然、一部父兄からはクレームが出ますよね。

「ちょっと待った~、ウチの子供は11月生まれだから、以前の法律なら今年の9月からキンダーに入れた。なのに、法律変わってキンダーに入るのは来年からになるのか? ってことは、また一年間プリスクールに通わせて高いお金払わなきゃならないの? そんなの不公平じゃ~!」

みたいな・・・

そこで妥協策(?)として、

「じゃぁ、TKっていうのをやるからそこに入れてよ。でも、TKを一年やって、その次はキンダーね。TKから小学校1年には飛べないからね」

となったみたいです。

噂では、TKはその名が示すように、ルール変更に伴う過渡期をサポートするためのもので将来はなくなると聞いたのですが、今でも行われています。

ちなみに、TKはすべての学校でサポートしている訳ではないため、場合によってはちょっと離れた学校に行かせることになるかも知れません。

さてさて、話はレジストレーションに戻ります。

今年の9月からはじまる2016-2017年度に、キンダーやTKに入るお子さんがいる方は、申し込み手続きを行う必要があります。申し込みは基本、次の2ステップです。

  1. Webで登録を行うプリレジストレーション
  2. 学校に出向いて書類を提出するRound up

プリレジストレーションは子供や家族の情報を入力するだけです。

Round Upでは、プリレジストレーションの印刷画面と、その他必要書類(プロパティタックスの請求書、賃貸契約書、電気・電話・水道料金などの請求書)を持って、自分住む学区にある学校に出向かなくてはいけません。

Round Upの日程は学校によって異なります(と言っても、San Mateo & Foster Cityのキンダーの場合、2月24日と2月27日のいずれかに集約されているよう)。Round Upは一日しかありませんので、ご注意を~。

詳細はSan Mateo - Foster City School District に記載があります。

ちなみに、Foster Cityの場合、学校のキャパシティより多くの応募があった場合には抽選になると言われています。ぴろ子がウチから一番近くの学校に行けると助かるのだけれど・・・。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2016年2月8日(月) 08:30