今回、利用した一週間有効のJRレールパスは $243(約 2万9千円)でした。

旅行で乗った列車のキップを通常購入したとすると、合計で 12万690円 でした。

JRレールパス、お得なのでレールパス利用できる人にはお勧めです。もっとも僕の旅は、たくさん列車に乗ることが旅の目的になってしまった感がありますが・・・。

今回の旅行で気づいたことなどをまとめておきます。

  • いわずもがなですが、新幹線をたくさん利用する場合に絶大な価値がでます。そういった意味では、列車本数が少なく、新幹線のない北海道を旅行するよりは、本州と九州の鉄道旅行に利用価値大です。
  • ちょっと不便を感じるのは、全席指定新幹線(自由席のない新幹線)に乗る場合、みどりの窓口に出向いて座席指定を受ける必要があること。あらかじめ旅程が決まっていれば、事前にみどりの窓口で指定席を発券してもらえば良いだけなので問題ないのだけれど、旅程を決めずに旅をする場合には、乗り換え時間に余裕がない場合などに若干不便を感じます。自由席があれば乗りこんでそのまま座れるけれど。
  • 気になるのは、来月開通する北海道新幹線にJRレールパスが使えるかどうか・・。多分、来月開通する函館北斗までは問題なく使えるかと思うけど、そのうち札幌まで延伸されて、東京から札幌までつなぐ新型車両が導入されたらそれはレールパスが使えなくなるんじゃないかなという気が。実際、新幹線「のぞみ」「みずほ」はJRレールパスが使えないから、同じようなことが北海道新幹線にも起こりそう。もっとも札幌まで開通するのはまだまだ先のことですが。
  • JRレールパスは日本国外でパス交換券を購入して、それを日本国内に持ち込み、特定のみどりの窓口やトラベルセンターでパスに交換する必要があります。僕が交換した仙台駅の場合、トラベルセンターの営業開始が午前10時でした。可能なら朝イチの列車に乗って行動したかったのですが、そういう事情から旅行スタートが遅くなってしまいました。ちなみに、事前にパスを使用開始する日が決まっているのであれば、パスを得る際に使用開始日を指定できるのでそういった心配はありません(が、自分の場合、本当に1月2日から旅行できるのか確信が持てなかったので、当日交換にしました)
  • JRレールパスのパス交換券は、使わなかった場合、10%の手数料で返品できます。

日本国内の鉄道は、新幹線のカバーするエリアが広がり、寝台列車は絶滅寸前です。

今回、乗った「急行はまなす」も来月3月末で廃止(予定)です。かつて、東京で一旗あげてやろうと北海道を飛び出した多くの金のない若者たちをキュウキュウに詰め込んで、カタカタと青森まで運んだことでしょう。時代にそぐわなくなったとはいえ、そんなノスタルジーいっぱいの列車がなくなるというのは寂しい気がしなくもありません。

・・なんてことを考えていたんですが、急行はまなすって運行開始が1988年3月13日だそうで(出典wiki)。

意外と最近じゃないですか、運行開始したのって。

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2016年2月6日(土) 14:55