ぴろ子は、月齢5ヶ月になったときからデイケアに通い始めていて、今現在も同じデイケアに通っています。このデイケアに通うのもあとわずか。3歳になったぴろ子は、8月半ばから、プリスクールに通うことになります。
デイケアとプリスクール、何が違うのか、どうやらはっきりとした区分けはないようです。ざっくり言うと、デイケアはオムツの取れていない子供を預かってくれるところで、比較的小人数でいろんな年齢の子供たちが混じってます。一方、プリスクールは幼稚園のようにアカデミックにいろいろなことを学べるところで、学年別にクラスが分かれていてデイケアよりは大規模なところといった感じのようです。
今現在、ぴろ子はデイケアに通っていますが、このデイケア、見学に行った際に責任者が、自分たちはデイケアというよりはカリキュラムを組んでプリスクールのようなことをやっていると言っていたんですが、そのとおり、単に子供たちを遊ばせているだけはなくて、毎日のように絵を描かせたり工作させたりといろいろなことをやってくれています。驚いたのは、先日、ぴろ子を迎えに行った際に、スクラップブックを渡されまして、一体なんだろうとページをめくると、アルファベットや数字の練習帳でした。まさか、ぴろ子がAからZまで書き方の練習をしているなんて知らなかったので、これにはかなり驚くと同時に、このデイケアを選んで良かったと思いました。
義務教育がはじまるまで、このデイケアに通い続けても良いのですが、できることなら同年代の子供や年上の子供が多くいるプリスクールで集団生活を体験させてあげたいとも思い、3歳からはプリスクールをと考えていました。いくつかのプリスクールを早いうちから見学し、子供のいる友人などからも話を聞き、そして、入園はまだ1年以上先ですが、いくつかのプリスクールに入園申し込みを行っていました。
もうひとつ、ぴろ子には、今のうちにできるだけ日本語を覚えさせてあげたいと思い、できれば日英バイリンガルなプリスクールを考えていました。ところが、サウスベイにはそういうプリスクールがあるようなのですが、ペニンスラにはありません。ただ、いろいろと調べているうちに、ペニンスラには日本の幼稚園をそっくりそのまま持ってきたような、日本語ですべてを運営するプリスクールがあることが分かりました。実際に見学に行ってみると、ひらがなや音楽、ことわざ、などなどを学び、日本の文化や季節のイベントなども取り入れているプリスクールで、先生方も非常に熱心で、ここなら安心して任せられるという実感を持ちました(誤解を恐れずに言えば、親が何もしなくても、ここに通わせれば平仮名を読み書きできるようになってくれる)。
そこで、その日本語プリスクールに入園を申し込んだのですが、なんとこのプリスクールには入園テストがあるのだそうです。果たして、ぴろ子は入園テストを合格できるのでしょうか・・。(続く)
- 参照(237)
- オリジナルを読む