どうも。今日は共同創業者、創業メンバーの話です。
良いチームを作ることの大切さはよく言われることですが、人数の少ないベンチャー企業となるとその重要度は更に増すように思います。特に創業メンバーというのはビジョンをシェアし、基礎、カルチャーを形成する特別な役割を持っていますから、複数の創業者がいる場合、お互いを補完しあいながら良い関係を保ち、日々の困難を乗り越えて楽しみを分かち合うことが必要なのですが、何せ人間関係なので、これが難しい。友達同士で始めたベンチャーでも、諍いは結構あるものです。
そこで今日はThe Dark Side of Startups: 5 Corrosive Co-Founder Conflictsという興味深いエントリーがあったので、要旨を意訳しつつ触れたいと思います。ベンチャーをダメにする5つの創業者間対立として、よく起こる創業者間でのもめごとを分類しています。
1. The “Who Gets What?” Conflict:
「誰がいくらもらうのか」を巡る対立
This conflict is likely the most common. Anything that impacts the amount of money made for the various founders has the potential to generate conflict. …
最も頻繁に起きるのが、お金にまつわるもの。創業者各人の経済面に影響のでることは対立の原因になりやすい。持株比率、給与に関して誰が幾らもらうのか、なぜその割合なのか、誰が変更することができるのか、創業者の一人が辞めたらどうするのか等々に関してもめることがある。
上手くいけば、議論や交渉を重ねることで(場合によっては公平な外部者を交えつつ)問題は解決するが、悪い場合は其々が弁護士を雇って契約書を巡る不愉快な争いになることもある。
2. The “I Work Harder Than You!” Conflict:
「お前より俺のほうがもっと仕事してる!」を巡る対立
It is mathematically impossible for each [...]

投稿者: tech venture bu... 投稿日時: 2007年8月21日(火) 18:31