前々からちょいと気になっていたMilbraeのGoKartなるゴーカート場に行ってきまして。

ゴーカートなんて子供の遊びでしょ!と切り捨てることなかれ。ここのゴーカートは、大人向けの本格的なレースができる屋内ゴーカード施設でして、運転手はワンピースのレース着に着替え、ヘルメットをかぶってレースに臨みます(ゴーカートするには運転免許証を提示する必要がある)。

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これが、めちゃくちゃ楽しかった!

小さなカートとは言え、スピードを出して疾走するのは迫力満点。カーレースなんて、はじめての体験だったけど、めちゃくちゃ燃えました~、また行きたい!

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興味あるけど、どんな風にレースできるの?という方のために、ざっと流れを記しておくと、こんな感じです。

ひとりでふらっと行ってwalk inもできるようですが、基本はグループで行ってそのメンバーとレースを楽しむってのが一般的。なので、まずは電話で事前予約をします。その際、プレイの仕方を、Hot Laps, Race, GrandPrix といった3種類から選択する必要がありますが、お勧めはGrandPrixでしょう。

  • Hot Lapsは10分間の間、トラックを周回してベストラップで競うというもの($25)
  • Raceは、まず5分間の予選を行い、予選の結果でスターティングポジションを決めて、15分のレースを行うというもので、トータル20分($45)
  • GradPrixは、まずHot Laps(10分)を行い、10分休憩の後、Race(5分の予選と10分のレース)を行うというもので、トータル30分($60)

私は事前予約なしでグループで行ったため、受付時にどれかを選ぶことになりまして。自分はゴーカートなんて面白いの?って疑心だったもので、一番短いHot Lapsでいいんじゃないの?なんて思っていたんですが、同僚がGrandPrixを推したため、それになりました。が、結果、一番カート運転時間の長いGradPrixをプレイして良かったと思いました。もっと遊びたかったくらいでしたから。

さて、予約当日は、まず受付を済ませます。受付では免許証を提示する必要があり、会員証を発行してもらいます。会員証があれば、次回からは免許を提示しなくて良いようです。

受付を済ませると、レース時刻が指定されたチケットが渡されます。

レース時刻少し前には、ロッカールームに行き、そこに置かれているレース服に着替えます。ロッカールームは当然ながら男女別で、25セントコインで施錠できるコインロッカーが置かれています(コインは戻らない)。

着替えたら、今度は、レクチャールームにて簡単なルール説明を受けます。単に5分程度のビデオを見るだけですが、レクチャーされるのはレーストラックで振られる旗の種類とその意味です。レーストラックには、係員がいて、何かあった場合には旗を振って合図するんですが、黄色の旗が振られたら、歩く程度の早さで徐行することとか、白旗は残り1周を意味するとか、そういうのを覚える必要があります。

レクチャー終了後は、いよいよレースです。
レース場に入るとヘルメットが並んでいるので、自分にあったサイズのヘルメットをかぶります。ちなみに、受付時に頭と顔を覆うフードが渡されますので、ヘルメットと頭や顔は直に触れません(なのでヘルメットが臭うということはなかった)。

係員にチケットを渡し、指定されたカートに乗り込みます。
係員がシートの調整をしてくれ、そしてエンジンをスタートさせます。

ハンドルはパワーステアリングではないので、昔の車のように重いステアリングです。
ハンドルの他には、アクセルペダル(右足)とブレーキペダル(左足)があるのみで、ギアチェンジはありません。

今回はGrandPrixなので、まずは10分のHot Lapsからはじまりました(正直、自分が参加していた際は、どのようにコトが進むのか全く理解できておらず、言われるがままに運転していたんですが)。

Hot Lapsは、レーストラックをぐるぐる回り、各周ごとのラップタイムが記録されるというもの。ラップタイムはレース場にある大きな電光掲示板にプレイヤー名と共に表示されるので、誰がどのくらいのラップで走っているかを運転しながら知ることができます。

Hot Laps後は10分ほどの休憩。

休憩の後、再度、レース場に入り、今度はRaceです。
まずHot Lapsと同様に5分ほど各自が思い思いに走り、そのラップタイムが記録されます。

そして、5分経過すると、係員がラップタイムの順位によって、各ドライバーをスタートラインに配置します。このとき、車からは降りませんで、係員が各車に止まれとか、ここに来いといった指示をしてスタートポジションに配置します。ラップタイムが一番速いドライバーがポールポジション(先頭)、ついで2位、3位という順番です。

そして、いっせいにレーススタート。15分のレースでは、順位を競います。電光掲示板には、現在の各ドライバーの順位が表示されます。

私は会社の同僚らと総勢6名でGoKartに行きましたが、シングルレーサーが私たちのグループにジョインしました。このレーサーがめちゃくちゃ速くてびっくり。何度も通っているのでしょうね。ちなみに、私の順位は7人中3位でして、はじめて行ったにしては、まずまずではないでしょうか。ちなみに、1位はシングルレーサーで、2位の同僚は過去にGoKartに来た経験ありでした。

実際、走ってみると、車は簡単にドリフトさせらることができます。カーブをいかに早く曲がるかを極めようと、アクセルとブレーキの加減を変えていろいろ試行錯誤するのが楽しかったり。

ちなみに、Raceでは、私たちのスタート時の順番がそのままゴールの順位となりました。狭いコースで前のカートを抜くというのはなかなか難しいものがあります。一瞬のスキを狙わなくちゃならないのでしょうね。遅いカートは周回遅れになったのを抜くことはあれど、速いカートを抜くのは難しいです。

またハンドルも重いので、カーブでハンドルを回すのが重労働。F1やインディといったカーレースの過酷さを若干知ることができます。

レースコースは3種類あり、どうやら、曜日や時間帯によって変わるようです。

と、いう訳で、MillbraeのGoKart、なかなかお勧めです。

ちなみに、ゲームコーナーや休憩できるサロンのようなエリアもあります(が、お酒は提供していません)。

レースを終えて、帰路に着く際は運転に注意しましょう。
自分の車のハンドルが玩具のように軽く、道路を走っていると、次のカーブでドリフトさせたくなったりします・・笑

GoKart

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2013年12月27日(金) 00:22