核融合科学研究所が計画する重水素実験に反対する。
10年前『嘆願書』です。
「国際核融合実験装置(ITER)の誘致を見直して下さい」
核融合は、遠い将来のエネルギー源としては、重要な候補の一つではあります。
しかし、ITERで行われるトリチウムを燃料とする核融合炉は、安全性と環境汚染性から見て、極めて危険なものであります。
この結果、たとえ実験が成功しても、多量の放射性廃棄物を生み、却ってその公共受容性を否定する結果となる恐れが大きいからです。
燃料として装置の中に貯えられる、約2キログラムのトリチウムは、わずか1ミリグラムで致死量とされる猛毒で、200万人の殺傷能力があります。
これが酸素と結合して重水となって流れ出すと、周囲に極めて危険な状態を生み出します。
ちなみに、このトリチウムのもつ放射線量は、チェルノブイリ原子炉の事故の時のそれに匹敵するものです。
反応で発生する中性子は、核融合炉の10倍以上のエネルギーをもち、炉壁や建造物を大きく放射化し、4万トンあまりの放射性廃棄物を生み出します。
実験終了後は、放射化された装置と建物はすぐ廃棄することができないため、数百年に亘り、雨ざらしのまま放置されます。
この結果、周囲に放射化された地下水が浸透し、その面積は、放置された年限に比例して大きくなり、極めて大きな環境汚染を引き起こします。
以上の理由から、我々は、良識ある専門知識を持つ物理学者として、ITERの誘致には絶対に反対します。
平成15年3月10日
小柴昌俊(ノーベル物理学者)
長谷川晃(マックスウエル賞受賞者) 情報元はこちら
岐阜県土岐市の方達からのお願いと拡散希望が届きました。
お願い:「核融合」施設実験に反発する電話をかける。 ファックスを送る。 メールで反対する。
多治見市役所 企画部 秘書広報課
電話(0572)22-1111
FAX(0572)24-3679
Eメールhisyokoho@city.tajimi.gifu.jp
甥の結婚式スピーチ by フリムン徳さん
レディ アン ジェントルマン、私はこの嬉しい結婚式に祝辞を送ることを超楽しみにしていました。
私は新郎の伯父、上園田徳市、またの名をフリムン徳さんといいます。
アメリカ、カリフォ二ア・モントレーの山の中に住んでいます。
2回も揃って、アメリカへ旅行にきた新郎新婦のお二人、ほんまは肉が好きでアメリカの大きなハンバーガーを食べにきたように思いました。レストランでアメリカの肉を食べる二人の顔は、宝くじに当たったような、それは嬉しい顔でした。お二人の胃袋はあの身体の大きいアメリカ人の胃袋よりも大きいに違いないと思いました。二人の食べっぷりは大阪の「食い倒れ」という言葉がぴったりでした。
でも、もう、そろそろ口で食べる食い倒れだけではなく、口に出して言葉で言う、褒め倒しも始めてください。褒め殺しじゃなくて褒め倒しです。この誉め倒しは人間関係をスムーズにする大事な事です。今からの長い人生、二人同じ屋根の下で、毎日、目をつき合わして、一緒に生活すればいろんなことが起きます。にらみ合う事も、喧嘩する事もあると思います。
それを事前に防ぐのが褒め倒しです。それは私が長年アメリカに住んでアメリカの心理学で学び、実行してきた事です。私の場合はお客さんにです。嫁はんには出来ませんでした。旦那の催眠術が嫁はんにはかからないのと同じです。新郎新婦にはぜひこの褒めたオシ実行して欲しいのです。
お互いにどんな小さなことでも褒めあう事です。口に出して、小さな子供を褒めるように、お互いに褒めあいます。日本人は褒めたいけど、口には出さず、心で褒めているようです。アメリカ人は口に出して褒めるのが当たり前です。口に出して褒めるのが上手です。たとえば、嫁はんに、「あんたの顔が綺麗」とは褒めず、「あんたの笑顔がエエ、口元がエエ、あんたの笑顔を見ていると、超気持ちええ」と具体的に褒めます。それでも効果がなかったら、抱きしめて、耳元で褒めるのです。
でも、褒める事も、柔道、空手を稽古するように辛抱強い稽古が要ります。楽しい結婚生活を夢見ながら、続けて稽古することです。
これが結婚生活を楽しくできる秘訣であり。ひいては生まれてくる赤ちゃんを褒める練習にもなります。これは10月23日に病院へ担ぎ込まれて、「もう、この人は死んでいる」と医者に宣告されて、2日間天国旅行をして、帰ってきたあなたの伯父フリムン徳さんの言葉ですから、天国からの言葉ですぞー。
by フリムン徳さん
プリムン徳さんはエッセイ本「フリムン徳さんの波瀾万丈記」を出版されています。
最後までお読みくださり有難うございました。 そしていつもご訪問と応援をありがとうございます。
- 参照(209)
- オリジナルを読む