ちょっと前のことなんですが、なんと、かみさんが置き引きに遭ってしまいました。
幸いにしてすぐに犯人が捕まり、盗られたものも戻ってきたので実害はありませんでした。それより、なんで犯人が、そんなものを盗っていったのか・・・それが甚だ疑問。
事件の顛末はこんなんでした。
その日、かみさんはぴろ子の靴を買おうと、ヒルズデールのノードストロームでショッピングしていました。
幼児用の靴をあれこれ見ているうちに暑くなったので、着ていたフリースのジャケットを脱いでその辺に置き、そのままショッピングを続けます。
そして、ふと気づくとそのジャケットがありません。
きっと店員が持っていったんじゃないかと思い、売り場にいた全店員に確認するも、心当たりはないそうで。
なくなったのは、フリースのジャケット。それも、会社のノベルティのフリース。つまりは会社のロゴ入りなのです。色も地味なグレーで、派手さもなく、良く言えば落ち着いた感があり、悪く言えば貧乏くさい・・そんな雰囲気のジャケットです。
なので、それが無くなったとしても大して問題じゃないんですが、ただひとつ、車のキーがそのポケットに入っていました。
そのことを店員に伝えると、店員、目の色が変わります。早速、セキュリティ室に連絡を入れ、店内の防犯ビデオをチェックするようにお願いしたそうです。
どうやら、セキュリティ室では、まずかみさんがいた売り場を撮影していた録画ビデオを見て、確かに、かみさんが売り場にいたこと、そして、その近くにかみさんのジャケットが置かれていたことを確認。そのままそのビデオを再生し、ジャケットを持っていった男がいたことも確認されたようです。
そして、どういう風にして分かったのか詳細は分かりませんが、その男がまだ店内にいることがわかり、即座に逮捕となったそうです(ビデオを切り替えながらその男の足取りを追ったのでしょうか?)。犯人はヒスパニック系のおじさんだったそうです。
しかし、新品の商品が並ぶモールで、客が置いていった、会社ロゴ入りのノベルティのフリースのジャケットを持っていった犯人の心境がよく分かりません。金目のものが入っていると思ったんでしょうか。それとも、そのジャケットくらいなら持っていっても捕まらないだろうと思ったのでしょうか。
ジャケットをその辺においてしまったかみさんにも落ち度はあるんですが、置き引きも犯罪。かみさんもレポート(被害届?)をその場で書いて、犯人は警察に突き出された模様。みなさんも、くれぐれも捕まらないように・・・じゃない、置き引きの被害に遭わないようにご注意ください。
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