The Hobbit一日12組限定、メニューはプリフィックス、 ディナーは午後7時から。オレンジカウンティにある古い民家を改装したレストランThe Hobbit。ツタの絡まる隠れ家のような門をくぐって、小さなテラスを抜けてドアの前に立つと、ドアはひとりでに開いて、「Welcom to the Hobbit!」と、数名のウエイターとシェフがホールで出迎えてくれる。セラーまずは2Fにあるバーで時間になるのを待つ。この日の他の客は既にバーで待っていて、お互いに挨拶を交わす。レストランで他の客と話しをするなんてはじめての経験かも。特別な記念日にこのレストランを予約する人が多いようで、この日が誕生日だという人が少なからずいた。時間になると、スタッフに呼ばれて、全員で地下のワインセラーへと降りていく。壁一面にぎっしりとワインが並べられたセラーに入ると、シャンパングラスと今日のメニューを渡される。ここでしばしシャンパンを楽しみながら、今宵のテーブルに載せるワインを選べる仕組み。指でつまめるアペタイザーも用意されて、ゆっくりとワインを眺める。何にしようか迷っていると、ソムリエが寄ってきて好みにあったワインを選んでくれた。話によると、3万本のワインがあるとか(このときは確か3万本と言っていたが、ホームページを見ると1千種類のワインがあると書いてある。1種類につきおよそ30本ずつストックがあるということだろうか?)。フルボトルを選ぶ代わりに、食事とあわせたワイン・ペアリングも提供されている。ダイニングほどなくダイニングへと移動していよいよ食事がはじまる。ダイニングはリビングを改装した部屋で、12組の客は3部屋に分かれての食事となる。古い家具調度が置かれ、蝋燭がほのかに灯るダイニングルームはムーディな上、少人数のゲストしかその部屋にいないので、特別な場所にいる気分に。もちろん、テーブルには先ほど選んだワインボトルが載っている。この日の食事は、ロックシュリンプのパパイヤ載せ、カモのもも肉、ビーフかスズキのメイン、そしてデザートと続く。メインの前に休憩が設けられ、ゲストはテラスに出て夜風にあたったり、キッチンを覗いてシェフと話をしたりできる。料理はどれも美味しかったが、料理以上に、スタッフのサービスやレストランの雰囲気はとても楽しめた。これだけのサービスを受けて、お値段も$74で比較的お手ごろ感がある。このレストランはフリーの情報誌で知った。詳しく知りたい人はこちらの記事を読んで見てください(クリックで拡大)。ライトハウスの記事The Hobbit2932 E. Chapman AveOrange, CA714-997-1972

投稿者: Franklin@Filbert 投稿日時: 2007年8月5日(日) 16:13