朝の冷気の中、新鮮な魚介類の間を歩いた どこの市場に行っても特殊なイオンでも発生してるのか、なんだかすぐ元気になった感をがみなぎってくるし、それに呼応したように腹もへってくる、
満席の長いカウンター 皿や食器の触れ合う喧騒 食事の時には静かに食べなければみたいなルールがあるけど、このカチャカチャと忙しない音がいい、
あちこちで其々の乾杯があって、杯が重なり合う音も小さかったり大きかったり、ショーケースの中の魚介を適当に指差すと鉄板の上にすばやくおかれる
漂ってくる甲殻類の香ばしく焦げる匂い、貝類から立ち上る潮の蒸気小さくてちょっとした苦味がある小さな貝、さっきまで輝いてたサーディーン
エビの頭部がすごくいい味、プリッとしたマテ貝
エビミソは濃厚で黄卵ソースの様、食べてると皿底にどんどん溜まってくる、成行き、マテ貝のひもをまぶして食べた
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