本日、講談社から発売される星野泰視『デラシネマ』第4巻の帯に町山智浩が推薦文書かせてもらっています。 「デラシネマ」の舞台は昭和28年の京都、架空の映画会社「日映」のスタジオに入った助監と大部屋俳優が主人公。 黒澤明がリアリズムを殺陣に持ち込む寸前、という状況らしいが、黒澤はじめ、実在の映画俳優や映画監督は一切登場しない。 現実の日本とは違うパラレルワールドみたいな感じ。 この世界で、戦前にリアルな殺陣を実現した俳優は板妻ではなく、市岡歌蔵という俳優だ。 この世界で、世界的に有名な完全主義者の監督は ...
投稿者: ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 投稿日時: 2011年12月21日(水) 08:00- 参照(147)
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