今日は私たちの結婚15周年記念の日。義理の両親が子供たちを見ていてあげるから、映画でも見てきたらと提案してくれたが、どうしてもこの日に思い出の場所バーモントに行きたくって、早朝に子供たちも連れてバーモント向け出発!ショーンの実家から、バーモント州バーリントン市まで車で約3時間。バーモントには、卒業して以来一度も行っていないので、今回の旅をそれはそれは楽しみにしていた。バーモントは昔から高速の取り締まりが厳しく、よくポリスが木の陰に隠れている。そのことをすっかり忘れていた私たち、バーモント州に入ったとたん、捕まってしまった。ポリスに「行き先は?」と聞かれ、ショーンが「セイントマイケルズカレッジ」と言ったとたん、ポリスの目が優しくなった(笑)。「何年に卒業したの?」「1992年」私たちよりずっと若い感じのこのポリスオフィサー、セイントマイケルズの卒業生か?!ショーンが「今日は結婚記念日で、僕たちが出会った大学に子供たちを連れて行く途中なんです」と言うと、簡単に見逃してくれた。甘っ!それからはゆっくり運転で、11時ごろやっと目的地に到着。まずは、留学生アドバイザーのRickのオフィスへ。一緒にランチを食べようと、前もってアポをとっていった。20年前と同じ、彼のオフィスのドアはいつも開いており、学生が自由に入ってコーヒーを飲めるようになっている。留学生がいつでも彼に相談できるようにしていてくれた。こんな配慮のあるRickが私は大好きで、留学生アドバイザーを自分が目指したのも彼の影響が大なのだ。Rickは昔と全く変わらぬ笑顔で迎えてくれて、「SeanもMotokoも変わっていないな~よくきた!」と大きなハグをしてくれた。Facebookのおかげで、子供たちの名前はもちろん、リアムがバイオリンを弾くことも、コリンがやんちゃ坊主なのも既に知っていた。Rickの案内で、昔は無かったInternational Gardenや、新しい寮を見せてもらった後、懐かしいカフェテリアでランチ。夏休みということで、ESLの勉強にきた留学生がたくさんいた。姉妹校の国際基督教大学の学生さんをはじめ、日本人の学生さんもちらほら。昔と同じで、食べ放題のカフェテリア(だから学生時代はまん丸顔だった私。。。)なので、子供たちはデザートにアイスクリームも食べて大満足。
偶然に二人の同級生とも会い(二人ともキャンパス内で働いている)、思いがけない再会にびっくり。次に、私がここで一番最初に取った授業の教授であるChristineにも会いに行った。約束の2時にドアを叩くと、「Motokoでしょ?!」と中から大声が。ドアを開けると、Christineが大きくて温かくて、ながーいハグをくれた。20年ぶりの再会に、二人とも涙涙。。。ChristineのCollege Writingの授業は、大学生活で一番思い出がある授業だった。宿題が半端な量ではなく、毎晩彼女のクラスの宿題を終わらせるのに必死だった。厳しかったが、このクラスのおかげで、その後他の授業でもペーパー(論文)を書くこつがわかって、大変重宝した。私が彼女のクラスを取っていた時、娘さんが1歳だった。彼女が今年大学を卒業したそうだ。時がたつのって、本当に早い。私とショーンが初めて会った図書館や、アメリカ人ルームメートと生活したせまくて古い寮、ホームシックになった時に友達4人と寝そべって流れ星を探したテニスコート、どの場所も思い出がいっぱいで胸が熱くなった。20年前の学生時代にタイムスリップした感じ。私はこの大学には1年しかいなかったのだが、実際に卒業したUVM(University of Vermont)よりも、思い出が多いのはなぜだろう。セントマイケルズは教授もスタッフもみんなとてもフレンドリーで、こじんまりとした(当時の全校生徒1,600人)温かい雰囲気の大学だった。あまりの冬の寒さに、「なんでこんな寒いところにある大学を選んじゃったんだろう」と悔やんだこともあったが、こんな素敵な大学で青春時代を送れて、幸せだったと改めて感じた。
バーリントンのメインストリートであるチャーチストリート(写真上)を早歩きで散歩し、次に目指すは20マイルほど離れたところにあるBen&Jerryのアイスクリーム工場。バーモントと言えば、メープルシロップとBen&Jerryが有名。4年間いたのに、私もショーンも一度も工場に行ったことが無く、今日はツアーに参加した。アイスクリームが作られる様子を、子供にもわかるように教えてくれて、ツアーの最後にはアイスクリームのサンプルをもらった。New Englandは、アイスクリームの消費量が全米一だそうで、至る所にアイスクリームショップがある。中でも私はBen&Jerryがダントツで一番美味しいと思う!ツアーの後は、工場から車で10分ほど行ったところにある友達サラの家へ。サラはUVM時代の友人で、10年前に一度カリフォルニアに遊びに来たときにあった以来。サラの新居にお邪魔するのは初めてで、「え、こんなところに家があるの。。。」と心配になるほど山奥に住んでいた。ショーンも「舗装していない道路に住んでいる」とびっくり。サラの5歳の男の子と、うちのボーイズはすぐに打ち解けて、木にぶらさがったロープでターザンのように長いこと遊んでいた。雨が降ってきても一向に家に入ってこなく、その間私とサラは久しぶりの再会を喜んでいた。彼女は州議会で働いているそうで、全然飾らない素朴な性格、昔と全く変わっていなかった。だんなさんが雨の中バーベキューをしてくれて、家の後ろを流れる小川のせせらぎを聞きながらの夕食は特別美味しかった。
(写真、サラの家。素敵な田舎生活!)結婚15周年にふさわしい、思い出の旅となった。夏のバーモント、最高!
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