骨密度の検査を先週4年振りで受けました。 CTを簡略化したような機械で脚の骨、腰骨、脊椎の順で透視して密度を調べました。
結果は T scoreとZ scoreの2つの数字が出ます。 T scoreは30代の女性と比較した数字、Z scoreは本人の年齢の平均と比較した数字です。 T scoreが-1.0 ~ -2.4の場合が「骨欠乏症」で-2.4より低い場合は「骨粗しょう症」になります。
★ 普通より良い骨密度 0以上
★ 普通の骨密度 0~-0.1
★ やや低めの骨密度 -1.0~-2.0
★ 低い骨密度 -2.0~-2.5
★ 非常に低い骨密度 -2.5~以下
私の結果は腰椎が-1.5で骨欠乏症, 脊椎は-3.4で骨粗しょう症と言われました。 4年前の検査では脊椎が-2.4だったので更に悪くなったわけです。 原因は色々ありますが甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、糖尿病、胃切除後、ステロイド薬の長期内服等が特に進行を早めます。 私の場合は甲状腺機能亢進症が明らかな原因です。
治療法 主治医からの提示
(1)カルシウム1200~1500 mg、ビタミンD 2000IUのサプラメントをとる。 (血液検査でDが不足)
(2)運動
(3)10分 太陽を浴びる
(4)30分ウエイトを持って運動
(5)ビスホスホネート剤、一年一回点滴を5回する
ネットで調べると甲状腺機能亢進症や上記の病気がある場合は(1)~(4)だけでは不十分なので薬の治療が必要と書かれてありました。しかも(1)~(4)をあまり熱心にしていなかったし。 4年前からビスホスホネート剤の経口薬を試したのですが、fosamaxもベネットも胃腸が受け付けませんでした。 ホルモン剤のエビスタも暫く飲んだのですが血栓を起こす副作用が怖くて止めました。
この4年(5)を勧められてきたのですがビスホスホネート剤も副作用が怖くて断ってきました。 抜歯をした後あごの骨の壊死する骨髄炎という重篤な副作用があります。 統計では可能性は非常に少ないのですが経口薬でも点滴でも起こりえます。 又骨をもろくするので逆に骨折の可能性を高くする場合もあるそうです。 ネットで調べるとこういう副作用が出る可能性は骨折する可能性よりはるかに少ないので投薬を勧めるサイトが多いです。
でも主治医は私の骨粗しょう症の進行具合からみても(5)しかないのではと言われました。 それで今週の木曜日、点滴を受けることになりました。 この点滴で骨密度は現状維持か骨密度を上げることもできるそうです。
あと4日間ありますが、未だ迷っています。 歯が弱いのでね~いつ抜歯になるかわからないし、あごの骨の壊死なんて怖いのですけど、矢張り仕方がないのか。
投稿者: カルフォルニアのばあさんブログ 投稿日時: 2011年4月10日(日) 12:12
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