In the Pipelineで紹介されてた最近のレイオフ状況についての記事。もちろんアメリカでの話だと思います。この9月に医薬品業界は6000人以上のレイオフを行ったのだそう。今年の月毎の数が出てるんだけど、かなりでこぼこ。まあそれは当然か。1月  81702月 176873月   3084月  10495月  60436月   8307月  20238月   2559月  6069合計 43334それでもここ数ヶ月は何となく減少傾向かと思いきや、9月にまた増えてしまったというわけ。相変わらず厳しい状況が続いているということだけれど、それでも1-9月の合計(約4万3千人)は、去年の同じ期間(約5万3千人)と比べるとましになっているとも。この1-9月の合計レイオフ数の、去年と今年のトップ5の業界というデータも出ていて、それが下の表。カラムをうまくそろえられません・・・。                                     Industry                 2010    2009   Government/Non-Profit    123,469  109,433Pharmaceutical           43,334   52,683 Retail                  31,246   88,352 Computer                22,609   61,578 Telecommunications       22,609    53,145 断トツの1位は政府/非営利系なですねぇ。2年連続で9ヶ月間に何と10万人以上がレイオフされ、しかも今年の方が増えている。医薬は去年5位だったのに、今年は2位に上がってしまっている(涙)。これを見ると、小売とコンピュータ業界の改善が著しいけど、まあそれだけ昨年がひどかったということなのでしょうね。なんでこんなに・・・、と思わずため息をつきたくなるような数字ですが、そんな中でもなんとかして生きていかなければいけません。ほんとはノーベル化学賞のことでも書くべきタイミングだったかも知れませんが、みなさん反応が早く、今さら私が付け足すようなことは何もありません。ちなみに話題の鈴木カップリングについては、佐藤健太郎さんのこちらの解説が秀逸です。

投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2010年10月7日(木) 19:16