生きていれば誰だって悲哀こもごも、日本の酔街にはそんなゴタゴタを何事もなかったように来る日も来る日も咀嚼し続ける一種臓器のような趣、
Tシャツ以外は考えられない中、なぜかスーツで熱いうどんを啜り込む京橋駅 迷宮入り口前、この辺りからすでにへこたれない根性度合いが伺い知れます 賑わう、岡室酒店直売所、揚げ衣薄細やかなあそことか、
立ち飲む左右から様々な人生事が聞こえてきます、ひき逃げになっちゃたとか、世界に出なあかんとか様々、
基本は世の中の上の方はなっとらんということそんな喧騒のなか、独特の手つきと流れでおでんや一品物がカウンター越しにやってくる
皿縁へのからしの付け方も絶妙なんです おっちゃん供のガヤガヤの中、BGMに耳傾ければピンカラ兄弟 おんなのみち、
暗い坂道一筋に~ 行けば心の灯がともる サビに合わせて飲み切るひとも 次は殿様キングスですナイトクラブにキャバレーに、焼肉、ラーメン、たこ焼き屋、不快なはずの狭い路地の独特な匂いがなぜか安堵に変わります
桜宮橋の曲線が大きなcarreraに見えるけど明日はどっち?
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