去年までは毎年春に日本へ帰省していたが、今年からは義務教育が始まったリアムのスケジュールにあわせ、夏休みにしか帰国できなくなった。2歳を目の前にしたコリンが大変な時期なので、今年の帰国はやめようかとも思ったのだが、ショーンが付いてきてくれると言ってくれたので彼のスケジュールに合わせて2週間だけ帰る事にした。さて、行きの飛行機。予想通り大変だった~(涙)。私一人だったら、とてもじゃないけど無理だったと思う。コリンは食べている時の他は、通路を歩きたがり、頼りにしていたDVDプレーヤーも4時間の電池のはずが、2時間弱で切れた(たぶん充電不足!)。おかげで、飛行機の通路を何度往復したことか。。。それでも昼寝を1時間、そして着陸前2時間は寝てくれた。が、飛行機が1時間遅れたので計11時間強のフライトはきつかった~。飛行機の中で、「頭痛がする」と言い出したショーン。酔ったのかと思っていたら、実家についてからも頭痛が消えず、翌日からはひどい風邪の症状が出始めた。そしてこの2週間中、ほとんど風邪を引いていたショーン。豚インフルエンザではなかったのが不幸中の幸い。着いた日は兄一家や親戚が集まってくれて、私たちの到着と私の誕生日を祝ってくれた。母が作ってくれた私の大好物のクリームコロッケや、親戚や義姉さんが作ったご馳走がずらりと並んだ。リアムがお兄さんになったことと、コリンが去年の赤ちゃん時代から比べてずいぶんお喋りが増えて可愛い盛りになったことに、皆が驚いていた。公園最初の三日間は、風邪で寝ているショーンにかわって、時差ぼけのため6時には起きている子供たちを公園へ連れだして遊んだ。それにしてもサマータイムのない日本、4時くらいから明るくなり、5時くらいには新聞配達のオートバイや道路を通る車の音ですでに活動が始まる。金曜日は、いとこのちーちゃんが通う小学校の公開授業へ皆で行った。半年に一度ある催しだそうで、普通の授業風景を誰もが参観できる。まずは、ちーちゃんの勉強する6年生の教室へ。私たちが静かに後ろから入ると、気配で分かったのか皆がいっせいに後ろを向いた。ちーちゃんは、恥ずかしそうにしていた。国語の時間で、自分たちでことわざを考えている最中だった。私は卒業以来、この学校に足を踏み入れたことがなかったが、中は昔のままなのにびっくり~!そしてなんとも懐かしかった~。ショーンの感想は「古い」(この明治8年創立、現在の校舎は昭和50年築)そして1クラスの人数が多い(約40人)のにもびっくりしていた。リアムは数分すると、「つまらない」とすぐに教室を出て行こうとした。そして「あと5分見よう」というと、涙目になって「帰りたい」と言う。気分転換に、校庭で行われている2年生の体育の授業を見に行った。懐かしい感傷に浸っている私の横で、リアムは「帰ろう」攻撃。「リアムは参加しなくて良いんだよ。見ているだけだよ」と言っても駄目。なぜこの学校を頑なに嫌がったのだろう。。。一週間だけでも体験入学させようかとも考えていたのだが、無理に入れさせなくてよかったかも。この日の夕食は、北海道の親戚が送ってくれた毛蟹や魚介類のオンパレード!やはり北海道のシーフードは最高~!!鎌倉だんご土曜日、ちょっとは良くなったというショーンも一緒に鎌倉へお墓参りへ行った。東海道線に乗るだけで大満足のリアムだった。鎌倉へは我家から約1時間。たくさんの階段を上った後は、先祖が眠るお墓のお掃除。リアムは大好きなだんご虫をたくさんお墓の周りに見つけて大喜び。IMG_1516鎌倉駅の近くの老舗の店でカレーライスを食べ、その足で鎌倉大仏へ。週末の江ノ電、ラッシュアワー並みの混みようだった。ホームから人が溢れるくらいで、ストローラーはたたんでコリンは抱っこしてやっとのこと電車に乗れた。そして駅からも、人の波に乗って15分ほど歩き、やっと鎌倉大仏へ。私は小学校の遠足以来!ショーンは、日本に住んでいた時に2回ほど母と来たそうだ。早速ショーンとリアムは一緒に大仏様の中へ入った。帰りは、スイカのソフトクリームを食べて家路に。

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2009年6月16日(火) 11:21