ファイザーが、最近職を失った人への処方薬無料プログラムを開始する。これまでリピトールをはじめとするファイザーの薬を処方されていても、レイオフなどで仕事を失うと医療保険もいっしょに失う場合も多い。実費を払い続ければしばらく継続できるCOBRAというのもあるけど、保険料は高いので、給与がなくなったら払えない場合も。今年の1月以降に職を失った人で、保険がないまたは保険料を払い続けられない人が対象で、最高1年間、それまでに服用していたファイザーの薬を無料で提供してもらえるというもの。先月、社員の中から提案があり、経営陣も速やかにOKを出したスピード企画とのこと。こういうのは素直に拍手を送りたいし、他社も続けばいいと思う。詳細はこのページからとのことだけど、ちょっと見てみると、低所得者救済のためのプログラムというのは以前からいくつも行われていたことがわかる。医療費高騰の元凶だとか儲けすぎだとか何かと悪者扱いされがちな大手製薬会社だけど、医療費の中で医薬品代が実際に占める割合は10%程度という話もあるし、途上国への薬の無料配布とか、上記のプログラムとか、いろいろいいこともしてると思う。ちなみに、そこまで?とも思うけれど、バイXグラもこのプログラムの対象なのだそうだ・・・。
投稿者: A-POT シリコンバレーのバ... 投稿日時: 2009年5月14日(木) 19:41- 参照(239)
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