とにかく昼間はよく寝る子である。夜は何度も起きるが、昨日から出始めた母乳をあげるとすぐにまた寝る。昼間は起こさないと何時間でも寝ている。母乳指導のスタッフから、2時間置きに起こして母乳をあげなさい、と言われたのでその通りにしている。リアムは生まれたときから寝ない子だった。母乳をあげて眠ってしまっても、すぐにおきてまた泣いた。昼間も夜もその繰り返しであったので、このベビーはなんと楽なこと!
朝の小児科医の診察で、黄疸が少しでていると言われた。検査をし、それによってはベビーだけ退院できない。私はこの病棟は今日でなくてはいけない(帝王切開の場合は4泊5日が最長)ので、他の病棟の空き部屋に移り、そこから母乳をあげに通うことになるそうだ。どうか一緒に退院できますように、と祈りながら私は荷物を整理し退院の準備を始めた。
今日の看護婦は、なんと4年前、リアムを産んだときに担当だったDawnだった。私は彼女を見てすぐに判ったが、彼女は私のことは覚えていないよう。でもリアム出産の際に一緒に泊まってくれた母が、新米看護婦でベテラン看護婦に怒られてばかりのDawnをかわいそうに思い、おりがみで鶴を折ってプレゼントした。「私の母があなたに折り紙の鶴をあげたの覚えてる?」と言うと、すぐに思い出してくれた。今でも同じ病院でがんばっている彼女に再会できてとても嬉しかった。
結局黄疸の結果はネガティブで、ベビーと一緒に退院!迎えに来た母は更に折り紙で鶴を折ってきたので、退院のときにメッセージを添えて看護婦さんたちにあげたらとても喜んでくれた。本当、この病院の看護婦さんたち皆優しくてフレンドリーであった。
車中、ベビーの隣に座ったリアム、ベビーが泣き出すと頭をなでなでして、「ベビーは羊みたいに泣くんだね~」(笑)。確かに弱い声でめぇ~、めぇ~と聞こえる。
家に帰ると、さっそく「ママ、ザッカリー見て!」とショーンに買ってもらった小さな金魚のような魚を見せてくれた。Daddyから、お兄ちゃんになったプレゼント。ザッカリーは自分で命名したらしい。
今夜は母がお赤飯を炊いてご馳走を作ってくれた。おかげで母乳もたくさん!
 

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2007年7月10日(火) 04:54