marathon2リアムの学校で、マラソン大会があった。ファンドレージングのイベントで、タイトルは"Walking With A Porpoise" (いるかと歩こう!) "Purpose" (目的)と"porpoise"と言葉遊び?!昔、同僚が「エイズ撲滅運動のマラソンに参加するから、寄付金をお願い」と言われたことがあった。なんでマラソンで寄付金が必要?と思ったら、「マラソンを完走したら、約束した寄付金額を払い、それはエイズ撲滅のために使われる」ということだった。今回のリアムのマラソンも同じ意図。なにせ、この不況。。。そして、カリフォルニアの教育予算も来年度(今年の9月)から、かなり削除されるらしい。「授業に必要な物の購入、体育や科学のクラスを維持するためのお金」に使われるらしい。こう具体的に言われると、親も寄付金を出しやすい。リアムの学校でも、このままでは先生の3分の1がレイオフされるそうだ。もちろん、クラスサイズは大きくなり(今は一クラス20人のところが、最大28人になる)、教育のクオリティーも落ちるだろう。この不況、あらゆる人たちに影響がでているが、このままでは子供たちの教育へにも影を落としそうな雰囲気である。marathonマラソン大会の時間は、コリンの昼寝の時間にかかったので、寝ているコリンを連れて学校へ、リアムやお友達の応援に行った。リアムのクラスは、白いシャツに先生に学校のマスコットの「いるか」の絵を描いてもらい、各自がいるかに色をつけた。ちょっと肌寒い中、スタートラインに並んだ子供たちは一斉に走り出した。先頭は高学年の大きい子供たちで、彼らは最初っから飛び出した。そして、3周目くらいになるとかなりゆっくりのスピードになった(笑)。キンダーの子供たちは、最初からマイペースでゆっくりの子供たちが多く、20分間走りっぱなしの元気な子もいっぱいいた。キンダーの子達のほうが、高学年の子供より体力があるのかな?!先生たちが「疲れたら歩いていいのよ!」と声をかけていて、途中で歩いてもOK。終了の笛がなると、見ていた親と先生からは大拍手。子供たちはその場でダウン(笑)。脱落者なく、全員20分間完走!一周するたびに先生から「いるか」のスタンプを背中に押してもらい、完走した後に数を数えてもらった。全校の中で一番多くスタンプををもらった男女一人ずつにはなんとDisneylandのチケットをもらえるそうだ。さて、マラソンの途中で起きてしまったコリン。走っている子供たちの姿を見て、「あ~!!!」とストローラーのベルトをくぐりぬけて立ち上がった(汗)。しょうがないのでコリンをストローラーからおろし、マラソンの邪魔にならないように外側をコリンの手を引いて一緒に走った(笑)。リアムの背中には19個のスタンプ。最後まで一生懸命走ったリアム、「最後のほうは気持ち悪かった」そうだが、休まずによくがんばった!リアムのクラスで一番スタンプが多かったのは、女の子のTだったそうだ。彼女は体に障害があり、普段は歩行器を使って歩いている。今日はお母さんがジョギングしながら歩行器をずっと押してあげていた。TとTのお母さん、よくがんばったねと心から拍手!!

投稿者: Motokos Diary 投稿日時: 2009年4月2日(木) 16:25