On Off and Beyond: ○×△の起源は?を読んで、思い出したことをつらつらと。アメリカ駐在が終わって日本で仕事をしていたある日、同僚のプレゼンテーションのレビュー中、○×△に気がついたので指摘した。「それは日本人以外には殆ど通じないんですよ」すると当然の質問が返ってきた。「じゃあどう書けばいいの?」そこで僕はちょっと困った。答が無いわけではないのだけれど、あまりハッキリしないのだ。とりあえず見たことあるのは4つほど。多分欧米の殆どで通じるだろうけど、少なくともアメリカで見た例。

  • 「△」が無くて良いなら、チェックマーク(緑色)と×(赤)。たとえばここの右下の表みたいに。
  • 信号色を使う。プロジェクト進捗表とかでよく見る。念のために色を言うと、緑黄赤。青は使わない。プレゼン中なら、"Condition is all green."とか普通に言う。スプレッドシートのセルを塗ってたり、信号や旗のアイコンに色をつけたり。
  • 顔文字。ニコニコ笑った顔、普通の顔、困った顔。信号色を一緒に使うことも。:-), :-|, :-(. そういえば、目は常にシンプルな「点が2つ」な気がするな。
  • 単語を使う。"Good" "Bad" とか、"Excellent" "Very Good" "Good" "Fair" "Poor" とか、色々組み合わせられるし、他にどの単語が使われているかで意味が変わってきたりするのでちょっと伝わりづらいか。

余談だが、アンケートなどに記入するときに、チェックボックスに書くのは「レ」みたいなチェックマークでも、×でも同じ意味である。だから「×には『ダメ』の意味は無い」と誤解する日本人も沢山いるが、×には「ダメ」の意味もしっかりある。かなり混乱する。さらに余談だが、アメリカ版プレイステーションのゲームでは、メニュー選択画面の決定が「×」で、キャンセルが「○」になっている。日本と逆である。初めてアメリカの友達とPS2で遊んだとき、キャンセルしまくって相手に随分イライラされた。○×△の起源は、全然知らない。

投稿者: admin 投稿日時: 2009年2月8日(日) 02:11